2.インプレ testacar

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[20] 座りました 投稿者:あっ 投稿日:2002/07/21(Sun) 20:06:24 この「スレッド/ツリー/トピックス」にコメントする
99/10/23 22:52


 ここんとこ、立て続けにさまざまな車に「座る」機会が得られましたので、ま
とめて感想を書きます。

 まずは先日行った梅田のOSのトヨタ

●MR−S
 1階に何台も並べてありました。色とりどり。
 車体の小さいのと、目玉のまん丸なのは好感が持てましたが、あとで雑誌見た
らトランクが無いそうで、それであの長さなら、けっこう無駄。軸距が長いです。
 メーターは新アリストのように樹脂の筒の奥にあります。昔のカローラやセリ
カを思い出しますな。形が思い出せないぐらいゴチャゴチャしてます。
 オープンカーですが、横の窓枠が高く、前窓も頭上に被っているので、そない
開放感は無いです。
 ドアの内側の取っ手は、パイプ形状ですが、金属風に塗った樹脂でした。手の
込んだ事です。

●ファンカーゴ
 座ってみて、なんだ、角の無いキューブやんけ、思いましたら、外に出てよく
見たらラウムでした。いつも、孜守氏が薦めている車です。
 2階にファンカーゴはありました。
 荷室は、ミニカトッポと似ています。最近の小型車はどれもそうなので、あま
り飛躍的に広いとは思わないです。後部座席は、信じられないぐらい薄っぺらで
した。車の椅子やないです、あれは。
 360の軽よりも、ミツオカの原付車よりも薄かったです。釣り道具の椅子程度。
 外寸は、割と鼻が長いので、意外に長かった。

●プラッツ、ビッツ、ファンカーゴ
 これは、運転席で考え込みました。
 例のメーターですが、遠目に見えるようにレンズを使って穴の奥にあります。
なんちゅうか、昔の駄菓子屋の店先にあったゲームのようです。
 何書いてあるのかいな? と思って、覗き込んだりしました。
 周囲の造形はグニャグニャしてて、どうも鍾乳洞の中にいるようです。

 見やすく、という考えなのでしょうが、やりすぎのような感触がありました。
ヒザの所に小物入れがありましたが、その蓋が楕円を切った形だったので、先が
尖って脚に当たって危ないです。

●プログレ
 トヨタは内装良い良い言うので、どんなものか思って大衆車各車に座りました
が、所々たてつけの悪いフタなどあり、安物は別かと落胆。そこでより高級とさ
れるプログレに座ってみました。
 全部革張りでしたが、あんまし変わらん(笑)。
 殊に木目の所が、うにゃうにゃした曲線で、本物の木か樹脂か、どっちでも良
いです。

●ランクル70
 これは車体もダッシュも見やすい形で良かったですが、残念な事に、座席を一
杯に起こしてもまだ寝ていて、ハンドルを掴むと背中が空きます。

(続きは、千里中央の外車ショーで「座った」欧米の車です。


あっ2002/07/21(Sun) 20:07:39
ルノー他 座りました
99/10/24 16:34 00299へのコメント


 今日は千里中央に買い物に出ると(田舎者ですから)、セルシーの中庭催場で
輸入車ショーをやっていました。

 いくつかのディーラーが合同でやっているようです。

●サターン

 去年、大阪で、さと氏とゆーかりさんのネット婚をお祝いしたオフラインミー
ティングの時に、南港の見本市会場で見て、大いに気に入った車です。

 外板が樹脂で出来てて、蹴っても戻る。
 あの、中井貴一のような顔さえなかったら、路駐大国・大阪では、もっと売れ
てても不思議の無い車です。

 既に外国では大型版も発表されていますが、置いてあったのは、在来のセダン、
ワゴン、クーペ、観音開きクーペです。

 ドアを開けて、乗り込む。
 この瞬間が、サターンの好きなところです。
 最近の車はどれも、座面を上げていますが、こいつはさすがにアメリカ生まれ
で、乗り込む時に、かすかに尻餅をつく低さです。で、それを幅のある柔らかな
椅子がフワッと受けとめます。
 で、椅子を起こしても窮屈では無いし、スポーティでは無いですがベージュの
室内は明るいです。脚を伸ばして、前方を見ると、馬鹿でかいメーターがすっき
りと見えます。小生が日々乗る、一昔前の国産車の爽快感がある。

 値引き交渉の無し、最初から必要フル装備、実用性重視、ユーザーとの付き合
いなど、車のデザインは別として、志があってええやないか、思うのですよ。
 返す返すも、あの中井貴一のような顔がなぁ。

●オペル

 ビータに座りました。
 他のドイツ車でも思いましたが、いかにも堅く造ってありますよ、ってドアは
嫌味やね、バネのように、カクン、カクンと段階に開き、あれじゃ駐車場で微妙
に間隔をはかって開けられない。

 運転席は、とても違和感の無い、良い物でした。昔はスポーティの代名詞とさ
れた3本スポークのハンドルがあって、堅実そうな濃い色のダッシュが目の前に。
全体が、ちゃんとした、一昔前のややスポーティな車の8割縮小版のような感じ
です。
 そこで、何を連想したかと言うと、スバル・ジャスティの内装やな(笑)。

 ただし、ビータは、アクセルの右にフットレストのように前輪が食い込んであ
る。あれだけ、慣れが要りますな。
 視界はまあまあ、屋根が後ろ下がりな上に、遠いので、後窓が小さく暗い感じ
がしました。
 外に出てよく見ると、小さい車ですよね。殊に幅が狭い。しかし屋根も長く、
よく目一杯の容積を稼いであります。

 アストラワゴンにも座りました。
 やっぱり、ADバンに似とる。

●ジャガー

 特大児先生の好きな「ジャギュア」に座りました。この小生が「ジャギュア」
の椅子に座るのやで、ほんまに(笑)。もちろんフォードから作った安物の奴な
(といっても買える訳ではない)。
 中は灰色の革です。木目が綺麗です。ダッシュに小物入れがいくつもありまし
たが、いずれもヌルヌルと気持ちよく開きました。こないだのプログレとえらい
違いです。
 天井や窓は、これでもか、というぐらい強烈に湾曲していました。しかし、う
にゃうにゃしとるのではなく、純粋に弓なりなので、気持ち良いです。
 ジャガーなんぞに座るのは、もちろん初めてですが、なぜか気おされるような
オーラは感じませんでした。優勝セールやっとるダイエーの前という、自分のホ
ームグラウンドだったせいか、3Lセダンという大きさのせいか、分かりません。
 でも、そのまま寝たくなったのは、センチュリーと同じです。

●孫ベンツ

 真っ赤な奴がありました。顔はセレナに似てますが、横後ろはスパシオです。
これも去年、南港で座ったのですが、どうも好きになれません。
 前窓が顔面まで迫り、当たらず乗るには常にふんぞり返っていなくてはなりま
せん。椅子の寝たトヨタ乗りには良いやろが、運転の上手い奴の乗る車やない。
 おまけに、上げ底で床が高いのを視覚的に誤魔化すのに、横窓をえらく低く切
ってある。ひざから上が全部ガラスで、観光バスか、軽トラのような雰囲気です。
 ベンツの看板と能書きが無かってみいな、えらい駄作やで。

 それ以前に、鹿よけたら転ぶような車、危のうて奈良走られへん。

●BMW

 ユーノスのような奴がありました。長いボンネットの先に、BMの顔がついて
あって、乗る所は後ろの方です。
 ドアあけて、乗り込んだら、ハンドルもメーターも無い、ずんべらぼんです。
よく見たら、向こうにハンドルがついてあったので、売り子の女の子に悟られな
いように、降りて反対側に回りました。
 日本の道走るのに、ハンドルぐらい直しとかんかい。糞生意気な。

 で、やっとこさ、ハンドルを握りました。
 こいつはメーターが綺麗です。ダッシュ全体が、非常に印象薄く、かつそれな
りに並んでいます。BMのダッシュは好きになりましたね。下品に乗ってる奴は
嫌いやけど。メーターは細い銀の縁がありキラキラしてますが、とても細くてギ
ラギラはしません。ただし円形ではなく下だけ水平に変形させてあるのは興ざめ。
 どれぐらい細いか、指でつまもうと思ったら、一枚グラスの向こう側でした。
 シフトノブもメッキでしたが、樹脂でした。興ざめ。
 まあ、こてこての「黒と銀」の世界ですな。こういう車は、交機のような長い
ブーツ履いて、ハイル言うて乗らないかん。

 幌はガッチリしてましたが、ちょうど頭の横に、蝶番などのゴタゴタした機械
が露出してたのは危なそうです。石立鉄男なら髪の毛ひっかける。後窓は非常に
クリア。像に一本だけ筋が入っていたので、熱線かなと思って手を出せば、ただ
の塩ビの折り目でした。ガラスかと思った(笑)。

 320も座りましたが、やはり富士山型のダッシュの地味さが印象に残りまし
た。ああいうのは、ブラウンの髭剃りのようで、ドイツらしくて良いです。

●シボレーブレイザー

 阪神の監督ではなく、アメリカの四輪駆動車です。
 窓枠の根元に「LS」というグレードがあったので、いすゞか、思いました。
乗り込むと四角く広がる不細工なダッシュがあったので、よけいに、いすゞかと
思いましたが、これはガソリンエンジンです。
 メーターも操作類もゴツく、扱い易そうです。外から見たら大きいのですが、
座って前後を見ると、どうにか千里中央に乗ってこれそうな感じです。ここらが
角張った車の利点です。

●ベンツ

 横にパジェロの類が停まっていて、店員に聞くとこれも、米国で作っているベ
ンツだと言います。「やっぱりドアの中からスパナ出て来るんか?」聞くと「今
はそれほどでも無いです」との話。
 「なんぼするの?」「500ほどです」「おお、そやったら、満艦飾のパジェ
ロと、えろ変わらんやんか」「そうなんですよぉ」と嬉しそうな店員さん。
 「パジェロにベンツの印がついてるんか、奈良の土建屋、大喜びやな」「うー
ん、どっちかというと、こう、アウトドアの好きなファミリーが」「ああ、そう
か、子供のせて」「そうそう」「犬も積んで」「そそ、そういう」「で、傷つけ
んよう山道走らず、日曜日に千里中央混ますのや」「まあ、そうですねえ(笑)」
 躾の良いヤナセ店員をからかうのは、楽しいものです。
 座りましたが、さしたる印象は無く、窓枠周りの造りの粗さだけ印象に残りま
した。

●ルーテシア

 日産党たる皆さんが、今一番試乗したい外車はこれでしょう。時期マーチを占
う上で、外せません。
 雑誌で見ると、こんもりした不細工な車ですが、あれは、特徴的な間抜け顔を
魚眼で接写しとるからで、実物はもっと地味な落ちついた車です。寸法も下記の
通り、マーチと我が14年前サニーの中間程度です。思ったより小さかった。

マーチ1300 ルーテシア 85トラッド 現サニー
 ターボ   EX
全長 3695 3770 4115 4345 マーチ+7.5cm
全幅 1585 1640 1640 1695 マーチ+5.5cm
全高 1425 1420 1395 1415 マーチ−5mm
軸距 2360 2475 2430 2535 K11とB15の中間
トレッド前 1365 1390 1425 1490
    後 1325 1380 1420 1470
重量 830 1050 970 1080
排気量 1274 1598 1487 1497
内径×行程 71×80.5 79.5×80.5 76×82 73.6×88.0
圧縮比 9.5 8.0    9.9
最大出力 79/6000 90/5250 100/6400 105/6000
最大トルク 10.8/4000 13.5/2500 16.0/4400 13.8/4400
タイヤサイズ 155/70/13 175/65/14 185/60/14 175/70/14
               (数値は手許のカタログ、Js'Tipo誌による)

 運転席に座ってみると、正にマーチの兄貴といった印象です。べつに提携の話
が無かったとしても、誰もがそう感じたでしょう(笑)。
 団子のように丸いメーターナセル、ダッシュの上にゴムで貼りつけたようなエ
アバッグ、無愛想な灰色の樹脂など、まるきり、マーチの兄貴ですわ。

 しかし、マーチの幅の狭さ、腰高な感じは無いです。その辺の感覚は、むしろ
サニーに近いです。あと、前窓の傾きが、昨今の車としては驚異的にマシなのが
美点でした。ドアも無闇に厚くない。

 座席はゆったり、しっくり来るものでした。下のレバー解除すると、高さが円
弧を描いて移動する物で、前後調整は別にあります。一番下げると我がサニーよ
りやや低い感じまで、だいぶ下がる。リクラインはどこにあるか分かりませんで
した。

 マーチより大きくサニーより小さいという、絶妙に乗りやすそうな寸法が気に
入って、しげしげ観察しました。
 最小回転半径は5メータ台と、日産よりやや大きめ。最高速は店員によると、
160−170だそうです(90馬力標準車)。
 ワイパーは片方に、妙なリンクがあり、広く動くようになっています。
 尻は雑誌で見るよかシャープです。線の交差はフォードのように鋭角な。
 後部座席は、屋根が後ろ下がりなので、天地にそう余裕が無いです。
 カルロスの奴、日産はデザインが悪いから売れなかったなんて言ってましたが、
なに、センスの爺むささは日産と全く同じ程度です。元から兄弟分だったようで
す。
 14インチの車輪を履いていましたが、前ディスクブレーキは、薄めのアルミホ
イールの中、一杯ギチギチに大きなブレーキが入っていました。こいつは素晴ら
しい。
 ドアや下回りには、日産同様にサビ止め吹いてあります。ただし窓枠の周囲の
水対策は日産の方がよさそう。

 顔は子犬顔ですが、全体の造りは徹底して、長く乗れる爺むさい車を志向した
ものでしょう。
 カタログでも、このクラスながら「ツアラー」を謳っていました。欧州の羊狼
のようです。ヤナセ子会社仏モータース店員によれば「車体の重厚感は同クラス
プジョー206を凌ぐ」「点の辛い外車雑誌でもシャシは一切ケナされなかった」
「身内のオペルの客を食っている」とのことでした。

●メガーヌ・セニック

 派手な孫ベンツの後ろに隠れるようにして、停められていました。御存知、仏
のティーノです。
 座ってみましたが、全体にはそう違和感ないです。
 ハンドルは、だいぶ上を向いています。ATセレクターは床から生えていて、
屈まないと手が届きません。普通のメガーヌから使いまわしで造ったから?
(日本車でこれやると、評論家はクソミソ書きますが、外車は別基準か?)
 普通の車の上に風船を被せたように、窓もわりかし下から切ってあって、見晴
らしは非常に良いです。三角窓も国産と違い大きな物で、柱が邪魔しない。
 スイッチの造りはガタが無かったです。
 面白いのは、コラムから3本目に生えたスイッチが、音響のコントロールでし
た。小生もソニー製を使っていますが、あれは安全にとても効果あります。

 置いてなかったですが、たまに町でみる、メガーヌのクーペがあって、ありゃ
格好良いですよ。昔で言うたらフエゴかな(笑)、nxクーペとか、オペルチグ
ラとか、あれ系統の形です。

[19] マーチBOX納車 投稿者:GOGOタナカ 投稿日:2002/07/21(Sun) 19:56:28 この「スレッド/ツリー/トピックス」にコメントする
00/01/25 00:28 コメント数:2

みなさん こんばんは GOGOタナカ です。
お久しぶりです。
やっと マーチBOX納車です。

コレット1000ともお別れし (T_T)
新しいマーチBOXに乗車致しました。(^_^)
その感想を少しご報告させて頂きます。

1000CC −−> 1300CC

この差の大きさを本日痛感しました。
アクセルを少し踏むだけでエンジンがブオーンってな音を立てて
すぐに反応します。今日のような雨降りの時は、
ガラスがくもりますのでエアコンをつけて走りますが、
加速の時にアクセルをウンと踏む必要ないです。軽く走り出します。

4AT −−> ハイパー CVT

ATの場合、加速する時に一段変則がおちて、うなりの様な音を立てますが
(1000CCだったからかもしれません)
CVT やはり無段階変速ですね 変則の継ぎ目が感じられませんでした。
スムーズな走りでした。
ATの方が、良いと感じたのは、惰性運転が出来にくい点です。
普段 かなり前方の信号が赤の時、アクセルを離して惰性運転で
走りますよね 少しずつスピードは落ちますが.....
CVTの場合、エンジンが少しずつ変則してスピードが落ちて行くといった
感じです。(良い意味で 少しずつエンジンブレーキが掛かかり 安全性がよい)
これ以外は やはりCVTの方が圧倒的に良いです。

マーチセダン −−> マーチBOX(ワゴン)

やはり 室内も大きく感じられます。
ラゲッジルーム(荷物室)は、さすがに広い(驚)
私のマーチ(女房のです)には、トノボード(ディーラーオプション)を付けまして
荷物室とを分けました。
運転席からルームミラーを覗くと、ラゲッジルームの横のウインドウも視界に入
りました。

その他

リモートコントロールエントリーシステム

これは もう高級車です。シーマにでも乗り込むような気持ち(笑)です。
キーについているボタンを押すとウインカーが点滅して開錠や施錠を
します。

キー抜き忘れ警告音

音がぜんぜん違います キンコーン キンコーンってな感じ

時計

ラジオをつけたら選んだ放送局(ボタンナンバー)が、ずっと表示されている
時計は時計で別に表示されていて 見やすくなりました。(グリーン表示)
(従来はラジオ選曲したら 少し時間をおいて時計表示になりましたね)

ドアミラー電動格納及びリモコンミラー修正

これなんかMC以前からの装備ですが、
なにせ コレットには付いていませんでしたから

CD、カセットチューナー 一体型

昔オプション、今マーチまでにも標準装備です時代も変わった

リヤシート 6:4分割 フラット

リヤシート座席部分を前に倒し、リヤシート背もたれを下にすると
フラットなラゲッジルームの出来上がり、しかし倒すのに少しト硬い
シートカバーをしているせいかもしれない

ラゲッジルーム

三角表示板固定ベルト =一部問題あり トノボード(デーラーオプション)を
取り付けると ベルトが締まらない 改善余地あり
トノボード取付棒が、邪魔をしている
ハッチバックを開けてもトノボードが上がらない(トノボードが
重いから連携していない)
トノボードは、手動で上げる 引っかけフックが
あってそれをハッチバックの開口上部に掛ける(贅沢は言えません)

シフトノブ(変速切り替えノブ)

握り部分が小さくなって 掴みにくい感じ 前のコレットの方がいい

ホイールカバー

カタログの通り、ハーフカバーは良くない
なぜ普通のホイールカバーにしなかったのか疑問
車体色のカバーなので オパールシルバーの場合
足回りは、もう殆ど商用車的な感じ

カップホルダー

後づけカーナビ等で電源ソケットにコードを差し込むと
もう殆ど使用不可の状態 一つは かろうじて使用出来る程度
市販のカップボックスをエアコン吹き出し口に付けるしかない
コレットのオプション インストボックスが良かった
助手席エアバックが付いてるので仕方が無いですね

ハッチバックドアオープンボタン

コレットの場合、ハッチドアを開けるには運転席右下のレバーを
上げる方法とハッチドアをキーで開ける方法でしたが、
今回は、ハッチドアにオープンボタンがナンバープレートの上部に
ついていて それで開けられる様になっています。
ですから運転席右下のレバーは、ガソリンを給油する時にカバーを開ける
レバーになっています。

まだ一日しか(それも1時間程度)乗車してませんので
またご報告させて頂きます。

ではまた
[18] クルー、やっとこさ10万キロ 投稿者:C・ミッチェル 投稿日:2002/07/21(Sun) 19:55:03 この「スレッド/ツリー/トピックス」にコメントする
00/01/26 23:41 コメント数:1


 皆様こんにちは。

 95年3月30日に納車、その4年10ヶ月後の00年1月25日、めでたく
愛車日産クルー・LXサルーンGタイプが10万キロを越えました。
 東は茨城・つくば、西(南)は鹿児島、北は新潟・上越、結構走りまわったも
んです。


*燃費
 総合平均……リッター9.97キロ
 最高……リッター14.1キロ
(ただし、14キロ台に乗ったのはこれ一度こっきりなので、誤差の範疇でしょ
うねえ……)
『車計簿』で大雑把に分類しますと、具体的には、
・混雑した市街地……リッター9キロ台。
・ガラ空きの市街地や郊外の国道……リッター11キロ台
・高速道路100km/h巡航……リッター12キロ台後半
・高速道路80km/h巡航……リッター13キロ台
 でした。
 ギヤ比が低めで車高が高い(=空気抵抗が大きい)せいか、高速時や巡航走行
時の燃費が思ったほどよくないのがつらいところです。


*交換部品
・バッテリーは97年3月28日の42736キロ走行時と、00年1月24日
の99513キロ走行時(つい最近)と、過去2回交換。
・タイヤは97年8月11日の50120キロ走行時に、ミシュランに換えたき
り。そろそろ交換予定。
・クラッチは98年2月23日の61860キロ走行時に交換。
 換気で窓をしょっちゅう開け閉めしているため、今後の予定は窓枠のゴム類を
換えようかな。欲を言うなら、シートも新品に換えたいな。


*クレーム
 ラジオ(特にAM)の入りが悪いのと、サスペンションから軋み音が出た、と
いうことで97年9月26日に点検。致命的なトラブルは、いまだ経験なしです
(さすがは営業車)。


*ボディのヘタリ具合
 まるで感じません(私が鈍感なせいもありますが)。
 やはり耐久性ともなると、このクルマ、とんでもなくコストをかけてるようで
す。


 それにしても、10万キロを越えると、次の目標を定めるのが難しいですね。
 さし当たって、15万キロを目標にしましょうか。
[17] C33ローレルがやってきた 投稿者:C・ミッチェル 投稿日:2002/07/21(Sun) 19:53:10 この「スレッド/ツリー/トピックス」にコメントする
00/02/29 12:37 コメント数:3


 皆様こんにちは。

 表題の通り、クルーを売っ払ってC33ローレルを買った……話でなく、車検
の間、1週間ほど日産モーターから代車でC33を借りた、というだけの話で
す。

 前回の車検ではC34ローレルの後期型(RB20Eのセレンシア)でしたが
『日産青色舞台』になった今、今回はブルかな? と思っていたら、C33ロー
レルの前期型(RB20Eのメダリスト)でした。車検証を見ると、平成元年1
0月に初登録となってます。
 パッと見た感じ、このローレル、結構泣かせます。
 全体が薄汚れ、ドアの一部に錆があります。バンパーに、それなりの傷もあり
ます。半年に1度しか洗車しない私のクルーの方が、まだきれいです。
 内装もすごいもので、ベロアは埃がかぶっていて、ドア部あたりの一部などに
至ってはベロンと剥がれ下地が見えてます。シートにはタバコの焼け焦げ跡もあ
ります。ステアリング(合成皮巻)はアンコと分離してます。C32時代の自慢
だった電動格納式ドアミラーも、集中ドアロックも壊れてます。
 タイヤを見れば、セミスリックと化してます(外装、内装がボロいのは我慢す
るが、タイヤがボロいのだけは我慢できん!)。
 走行距離はたったの(?)36000キロというのが怪しいほどです。ぱっと
見た感じは解体屋行きか、『はみだし刑事情熱系』で木っ端にされるかのどちら
かでしょう。
 前回のC34は結構なコンディションだったのに、2年そこらでえらく代車の
レベルが落ちたなあ、こんなところまでケチらなあかんくらい、この会社は苦し
いんやなあ、としみじみ実感しながら、C33を借りました。

*車幅、車長感覚
 乗ってみてまず感じたのが「乗りやすい!」。
 C34は、どことなく皮手袋をはめ、着ぐるみに被り物をしてクルマを運転し
ているような感じでしたが、C33は「もうちょっとステアリングを切れば車庫
に収まるな?」という感覚がすぐに理解できました。狭い道を走る機会が多い私
には、結構楽でした。
 まあ、C33がクルーと似たくらいの大きさ、というせいもありますが…
…。

*加速性能
 4速ATですが、何やらずっとこさトルコンが滑ってるような印象を受けまし
た。たぶん、実際滑ってるんでしょう。
 ただ、C34はちょっとかったるく感じたのに対し、若干でも車重が軽いC3
3は、そこまでかったるくありませんでした。
 参ったのは、エンジンが温まってない時に走ると(基本的にアイドリング暖機
はしないので……)ウィーン、キー、シュイーン、と、かなり大きく怪しげな音
がすることでしょう。
 いつエンジンが壊れるか、乗る度にヒヤヒヤしました。

*足回り
 C33メダリストって、こんなに突き上げ感があるのか? ひょっとして、ホ
ントはクラブSじゃないのか? と思ったほどの乗り心地です。
 C34セレンシアは典型的なオヤジ・セッティングで、街中をチンタラ走る分
はいいですが、ちょっとペースを上げると、何やら浮遊して移動しているような
クルマでした。
 しかし、このC33は面白いほど足がしっかりしてます。何というか、4つの
タイヤがしっかり路面を押さえているというか、タイヤのグリップに依存してな
い(セミスリック化したタイヤなのに、それを感じさせない)というか、結構こ
の足は気に入ってしまいました。
 この頃の日産車は足回りに過剰なほどコストを掛けてましたが、他はボロく
なっても足だけはしっかりしているというのが「あ、この瞬間が日産車だね」で
す。ドリフト族に人気があるのも頷けます。

*その他
 ピラーレスハードトップは個人的に食わず嫌いしてましたが、今回はじめて
乗ってみて、やはり正解でした(笑)。前と後ろの窓が擦れ合うシャカシャカ
シャカシャカシャカシャカシャカシャカシャカという音がうっとうしいです。
 燃費は計ってませんが、リッター8キロくらいでしょうか?


 何だかんだと1週間、450キロ乗り回し、無事に日産モーターに返却。担当
メカニックが「ボロかったやろ〜」と笑っておりました。
 クルマというものは、たかだか36000キロそこらでも、変な乗り方したら
ここまでコンディションが落ちてしまう、という事がよくわかりました。
[16] RE:C33ローレルがやってきた 投稿者:岡 勇輝 投稿日:2002/07/21(Sun) 19:51:56 この「スレッド/ツリー/トピックス」にコメントする
( 1) 00/02/29 21:46 00564へのコメント

C・ミッチェルさん、P・P60さん。こんばんは岡です。

代車談義ですが、私も普段。故障の多い(メキシコ製ビートル)に乗っている
関係で、考えてみたらかれこれ免許を取って一回も真夏に自分の車で過ごした
事が無い程、代車のお世話になる機会が多いのですが。

昨年は、M11スラントプレーリーに1ヶ月と、A31セフィーロに
2ヶ月近く乗りました。

昭和63年式の日産セフィーロ。スポーツタウンライドと言われるグレードで、
エンジンは、RB20Eの125馬力。4速E−ATのモデルですので、
ミッチェルさんの借りたC33ローレルとほぼ同じ様な条件だと思います。

違う点は、スポーツタウンライドなので、HICAS-IIが付いている点と、
走行距離が借りた時点で95000キロぐらい走っている事でしょうか。

*写真など詳しい事は私のHP
 http://member.nifty.ne.jp/yuki_beetle/beetle/cefiro.htm
 に乗っています。

ミッチェルさんのC33や、PPさんのマーク2と同じく、私の借りた
セフィーロも、革巻きハンドルの革はシワシワ。助手席のクーラー噴出口の
枠は取れてダッシュボードのウレタンが丸出し。センターコンソールの蓋が無いし、
パワーアンテナが壊れて伸びないので、FMラジオの感度はイマイチ。
ウィンドウォッシャーの噴出口は片方詰まり。集中ドアロックも効いたり
効かなかったり....

と、こちらも売り物にならない様な状況でしたが、
95000キロ走ったRB20Eエンジンは、衰えを見せず静かで、高速道路でも
スムーズに加速するのがとても印象的でした。
とにかく、一度高速道路に乗ったら何所までも走って行ける様な安定感が
とても心地よく、代車を借りていた2ヶ月間で3000キロ以上走りました。

あと、ミッチェルさんも書いていますが、
私が借りたA31セフィーロも笑っちゃう程アシが良くて、
「日産車は10万キロ越えてからが勝負!って間違いじゃないなぁ」と
話した記憶があります。
実はこの一件でRB20Eエンジンのファンになってしまい、
A31の中古が欲しくなってしまったぐらいです。

でも燃費は悪かったです。街乗りで大体5〜6。高速走って田舎へ遠出して最高
記録でもリッター9でした。


私の普段出入りしている修理工場の代車は、上の2台以外に、
C33、C32ローレル、A31セフィーロ(色違い)、Y31グランツ、F31レパード。
R32スカイライン、J30マキシマ、K11マーチ、Y30セドバン

があるんですが、K11マーチ以外は、日産80’Sのオンパレードっていう感じです(笑)
今度機会があったら是非とも一度Y30セドバンがいいなぁ。(爆)

でも、それより自分の車が故障しないのがイチバンなんですが(T-T)


ではでは〜
[15] キューブに乗りました。 投稿者:赤木 晃 投稿日:2002/07/21(Sun) 19:50:05 この「スレッド/ツリー/トピックス」にコメントする
00/03/07 11:15 コメント数:1

パティオの皆さん、おはようございます。

 先頃、レンタカーでキューブに乗りました。
 ステージア乗りの私が感じたキューブについてお話しします。

 関東地方に仕事で出かけたとき、タクシーでの移動が思ったより費用が
 発生することに気がつきました待ち時間も長いです。
 そこで、レンタカーを利用することにしました。

 とりあえず、安い車で、もちろん日産で。。。
 1300ccのキューブをチョイスしました。

 まず、乗って思うことは、思ったより内装の質がいいです。
 ラゲッジの広さは比べちゃいけないですね。
 私はシートは低めに感じられます。当然頭が広く感じられますね。
 実際、私のステージアより広々感じられます。ステージアは洞窟ですね。
 シートが低いためか広々感が有るためか、なんだか落ち着きません。

 コラムシフトのATは違和感がないです。
 フロアシフトより、手が近いので実は楽かも知れません。
 走り出すと、車は思ったよりも軽い感じです。
 きびきびとして気持ちがいいです。
 いわゆる通勤モードで使うだけですが、なかなかのものです。
 これで、あの値段か、良く作るよなぁ。

 ところが、困ったのが駐車スペースに止めるときです。
 キューブは小さな車ですが、とっても苦労しました。
 ボディサイズから想像しているより、ずっと小回りが利かないのです。 
 
 私のステージアの回転半径は5.3mですが、
 キューブのそれっていくらなんでしょう?
 悪くても同じぐらいだと思うのですが、、、

 で、2日間のおつき合いを締めくくる時が来ました。
 走行距離46km、指定ガソリンスタンドで満タン。
 なんと、2.2リットルでした。

 給油量が少ないので何ともいえないのですが、、、
 驚きでした。全開全開で走ってこれ?
 同じ使い方をすれば、リッター5の車のオーナとしては
 私って、環境に辛くあたっているなぁ。

 今度は新しい、サニーを借りてみようと思います。
[14] 代車のU13 ARX-V18000 投稿者:RUNNING SHOOT 投稿日:2002/07/21(Sun) 19:47:06 この「スレッド/ツリー/トピックス」にコメントする
00/04/02 21:04 コメント数:1

前略
 お久しぶりです、RUNNING SHOOTです。

 以前からお騒がせしたカミノの原因不明の振動ですが、先週来の
入庫点検の結果…、
コンピュータを交換し、再度調整する
という事になりました。
 結局、どうにも原因が追及出来ない、という事です。と言う訳で
来週末に完成する見込みと言う事で、楽しみなのですが…。ところ
がこれから忙しい時期になるんですよねぇ、ふぅ。

 さて、先週金曜夕刻より、代車として平成5年式U13 ARX-V1800
4ドアHTに乗っています。既に750km走りました(爆)。500km辺りで
給油したところ、10.9km/l。基本的に高速道路並の流れで長距離を
走った結果ですが、エアコンをONにしたり、結構ラフに踏みました
ので、実用燃費よりちょい良い値なのかな、と言う感じです。
 尤も、エンジンコンディションは悪く、プラグを外してみたら、
電極が異常摩耗していて、特に3番はリークも酷く、要交換状態。
その上、オイルも真っ黒。かなり危ない感じで、本日も止まりそう
になりましたし、パーキングでは酷くアイドリングが乱れ、大丈夫
かな、帰れるかなと心配になりました。が、流石は日産車、何事も
ないように帰宅出来ました。

 ブルーバードというクルマに描いていた印象とはかなり違います
ね。もっと重厚感があるかと思っていたのですが、1180kgとカミノ
ワゴンよりも140kg 軽い事もあって、加速も充分。現在住んでいる
辺りは、舗装がコンクリートだったり、荒れていたりで、Mクラス
セダンって、こんなもんかと思っていましたが、適度な舗装の道路
では快適至極。

 このまま奪ったろうかと思いましたが、フリートークの方で発言
した通り、何やら曰くありげなクルマですから、それはやめとこう
か、と(爆)。
草々

追伸 何故か知りませんが、豊川の吉野家の駐車場でブル
 の一人撮影会を実施(爆)。名鉄をバックに18枚も撮って
 しまった(木亥火暴)。肝心のデジカメが予備バッテリも
 切れていたので、後でスキャナで読み込まなきゃ。
[13] 近頃乗った車達(90系マーク2編) 投稿者:P・P60 投稿日:2002/07/21(Sun) 19:39:38 この「スレッド/ツリー/トピックス」にコメントする
00/05/15 13:45 00630へのコメント

例によって事の発端は、埼玉の友人宅にお邪魔した時の事でありました。

友人のご両親の運転手役を仰せつかる(自分から買って出たとも言うが)事と
相成りました。
で、この友人のご両親は、昔っからマーク2にお乗りと来てまして、先代のG
X71型も、学生時代にお借りして、かの悪友と乗合であちこち出かけたもの
でした。
今回のマーク2は、先代のX90系で、エンジンは1G−FEの2リットル車
で、勿論4ATで色は白という、ま、「お約束!」なマーク2であります。

さて、早速乗りこんで.......。

普段は、この家で唯一、免許を持っている「奥方様」がお乗りゆえ、シートは
目一杯高い位置にリフトされているので、座高の高い、もとい、胴が長い、も
とい、典型的な日本人体系の私は頭が屋根にくっ付いてしまう、ので、さっさ
とシートを下げる事にしました。

しかし、驚く事に、一番下まで下げてもまだ頭の上にはそれほど余裕が無い。
シートには、蒸れ防止の為に「数珠ダマ編み込んだようなシートカバー」があ
るのでこのせいもあるのですが、良くこれでクレームが出ないものだ!と驚き
でした。

さて、久しぶりのマーク2、運転席から見た光景は、意外な物でした。
まず、この型から、それまでの直線基調、水平基調を止め、曲面重視で、か
つ、ウエッジの効いた「ケツ上げ」スタイルに大転換!したので、乗るまで
は、「さぞかし見切りが悪くて乗り難いだろうな?」と思っておりましたが、
意外や意外、ボンネットの見きりは良好で、まあ、先端の角部はともかく、ほ
ぼ全域が視界の中に捉えられるというものでした。


#この時期の日産車の多くがボンネットの見きりが悪くなっていった感じだっ
たのと対照的な様に感じました。


しかも、ボンネットの断面が凹型で、左右の端っこが一段高くなっているの
で、このプレスラインが目安になって、車幅も判り易いのには、驚きでした。


#新型のウィングロードで、ささやかにこの手法が取り入れられてます。


しかし、良い所ばかりでもなく、後方視界は、一見、トランクの先端部まで見
渡せる、良いもの!と錯覚するのですが、「ケツ上げ」が効いて死角が大き
く、子供でもいたら!と思うと安心してバックで車庫入れ出来ないものであり
ました。


#現行型の100系になって、基本的なプロポーションはそのままに、90系
で行き過ぎてしまったケツ上げを改めているのはやはり、トヨタらしく良心的
な配慮と思いますが、90系でこれをやってしまったというのはトヨタらしか
らぬ煮詰めの甘さとも言えるかなあ?


さて、走り出してみると........典型的なマーク2の走りなのでしょうが、車
体が重くなった分、かつてのGX71系のような軽快感は失われた感じで、か
の奥方様の、「2.5リットル車にしとけば良かった!」という言葉がそれを
象徴しているように感じます。
ま、街乗り程度であれば我慢できる範囲で、私の居住地のような巡航の多い田
舎であれば許容範囲でしょうが、ダッシュ力を要求される大都市部では物足り
なくなるのも判る気がします。

で、セセコマシイ、込み合った大宮市内の裏道をメインに走りまわったのです
が、やはり、ボディー横幅が3ナンバー化された弊害は顕著なかんじで、一寸
した右・左折でも大回りを強要され、気を使いました。
ファミレスの駐車場でも、スーパーマーケットの駐車場でも、車庫入れに余計
な神経を使う事を強要されますし、言うまでも無く、ドアの開け閉めまで神経
質にならざるを得ないのにはさすがに辟易とさせられました。


超えてはならない一線を、安易に超えてしまったが故に、結果として多くのお
客サンを失ってしまったのかな? と言うのが私の感想です。
[12] 近頃乗った車達(V6キャラバン編) 投稿者:P・P60 投稿日:2002/07/21(Sun) 19:38:31 この「スレッド/ツリー/トピックス」にコメントする
00/06/05 18:19 00630へのコメント

事の発端は.......事故って廃車になった友人の車から、荷物やらナビ等を取
り外しに行く事になったところから始まったのです。

車は、事故った隣の県の解体屋にレッカー済み、で、2週間は一応、預かって
くれる事になっているので、早めに済ませておこうと言う事になり、彼の妹さ
んの旦那サンのV6キャラバンでお出かけとあいなった訳でありました。

さて、ディーゼルの商用バン仕様のキャラバン系なら、もう自分の所有車とし
てウンザリするほど乗り回してますが、高級な「乗用車仕様」、それも、「V
6・3000ガソリン仕様」には初めて!乗るので、楽しみ、と言う事で、特
等席の「助手席」にちゃっかりと鎮座して観察させてもらう事に致しました
(^^;。


助手席のドアを開けて「ヨッコラショ!」とよじ登る所は、まあ、高さの差が
少々ある(我が家のよりも低い)とはいえ、いつもの我が家のホーミーバン4
WDと同じ、まあ、デリカ系の様に4WDと2WDで行って帰ってくるほど高
さが違う訳では無いので、こんなものでしょう。
で、いつものビニール皮の椅子ではなくて、肌触りの良い「布張り」シートは
さすがに乗用車仕様だけあるなあ? と、世間一般の常識からかなりズレタ私
は感心するのでありました(笑)。

キャビンには、バンならば最前列は3人掛け可能なグレードもあるのですが、
この乗用車仕様では真ん中の椅子は無く、コンソールボックスが付いて、小物
入れと、なんと! リヤウィンドウの「リモコン電動式カーテン!」のスイッ
チ類が付いておりました。
で、中央部の足元にはやはり、コンソールボックスが増設されておりまして、
ここには造り付けのカンたてがあり、ジュース類を飲む時には重宝しました。

#しかし、これが無ければ「サイドウォークスルー」が出来るのだけれどな
あ?

ともあれ、名前は同じでも、中身は別物であることは見ての通り、走り出すと
どうなるのか! と期待が高まるのでありました。

で、エンジンを掛けますと、なんとまあ! いつもとは「別世界」でした
(笑)。
いつもなら、グロー余熱の後、セルを回すと一瞬、「胴震い」した後、キンキ
ン・カラカラと賑やかなのを通り越して「五月蝿い!」ディーゼル・ノック音
と、ビリビリとした振動がキャビン中に広まるのですが、こちらは全然違う、
軽やかなクランキング音のあと、「フォー―――ン!」とエンジン様がお目覚
めあそばして、静静とお回りあそばしておられるわけでございます(^^;。
このV6エンジンは、不等間爆発なので直6に比べると振動面で不利だ! と
いう「耳学問」が空しく感じられるほど、静静とした「別世界」にまず、度肝
を抜かれたのでありました。

で、走り出すと?

同じガソリン車でも、私のパトロールなら、アイドリングは静かでもアクセル
一発! で豹変して五月蝿い車になるのですが、流石は「現代車」、音量が殆
ど上がらない、静かなままですので、会話のトーンを上げる事無く、普通に喋
れますし、後席の住人との会話にもそれほど不自由しないというのがなんとも
新鮮でありました(^^;。
で、なんと! あろう事か! この車で「風きり音が五月蝿く感じられる」の
です!

#私も、このE24系には、TD23仕様、TD27仕様と乗り継いで来まし
たが、「風きり音」が気になるなんて、初めての体験でした(^^;。

で、走りの方も、さすがはV6! 流れの速い幹線道路でも余裕でリードでき
ますし、私が今まで乗ってきたバン用ディーゼル仕様では当たり前だった、
「一旦失速させると、元の速度に戻すのが極めて厄介!」なんて事は全く無
く、鼻歌交じりでちょいとガス・ペダルを踏みこむだけで、あっという間に前
の車に追いつく事が出きるのです。

で、この手の車で気になる、「乗り心地」ですが、これが予想外に良い。
確か、リヤサスは「リーフ・リジット」なはずですが、確かバン仕様とは別物
で、防振マウントを介して、バン仕様よりもスパン(リーフの長さ、長いほど
乗り心地では有利なはず)が長いリーフを使っている、これに加えてリヤにも
スタビライザーが付けられているおかげ?でか、不必要にフワフワするでもな
く、かといってガチガチでもなく、仕様一覧を見ずに乗ったら、リーフ・リ
ジットだとは思わないだろうなあ?


#リーフ・リジットの利点として、車軸の上下動に対しての横方向への動きは
無いはず(スカッフィングが無い)なので、この面では普通のコイル・リジッ
トよりも乗り心地では有利なのだそうです。
エルグランドでは、コントロール・ロッドつけてコイル・リジットサスの悪癖
を「退治」してますけども。


もっとも、基本的な特性は勿論、「箱ワゴン」そのものですから絶対的なロー
ルは大きめですし、着座位置の関係でドライバーの恐怖感はそれなりにあると
は思います。
ただ、これが一概に悪い事か? というと、私はそうは思いません。
この手の車は大なり小なり重心が高く、不安定な代物ですから、こんな車がス
ポーツカーの向こうを張って、恐怖感をそれほど感じずに、カーブに猛スピー
ドで飛びこんでいけるようなセッティングは間違っていると思うのです。

昨今のこの手の「ボックス車」の中には、足をガチガチに固め、ビンビンにス
タビライザーを効かせて「ノーロール!」でコーナーに飛びこめるセッティン
グの車がある様ですが、ドライバーに、「今、大変に危険な事をしているのだ
よ!」と教えるような車で無ければ、単純に事故が増えるだけでしょうし、ボ
ンネットを付けて「衝突安全対策済み!」を高らかに唄ったところで、空しく
聞こえるだけです。


閑話休題


「いや、こりゃすごいねえ? 何時も乗ってるバン仕様とは、偉い違いだ
は!」と、持ち主氏と話が弾むうちに、「ありゃ、ガソリンが少ないな?」と
言う話になる。
で、奥さんが「え? 私、おとつい入れたけどなあ?」となるが、確かにガソ
リン・メーターは残り三分の一を切っている。
早速、その辺のスタンドに入り、ガソリンを入れると........940円です!

思わず全員で「え?」 となる、どうやらガソリン・ゲージが壊れた........
「ああ、この瞬間が日産車やねえ〜(爆)」。


ともあれ、すっかり感化されてしまい、例によって自分も欲しくなってしまっ
たのであります(^^;。
中古ならば安く買えるし、我が家は年間走行距離は少ないので、年式が古くて
少々、走行距離が嵩んでいても気にはならないし。
で、セカンドシートは普段は取り外しておいて、サードシートは跳ね上げてバ
ンとして使い、緊急時にはサードシート広げて5人乗り、必要があれば、セカ
ンド・シートを取りつけて、8人乗り、うーーーーむ、絶好の「貨・客兼用
車!」が造れるな!


しかし、持ち主氏の次の一言で、ノボせた頭が一気に冷えた!
「うーーむ、燃費は、普段はリッター4キロ、悪い時は3キロで、満タン(6
0リッター超え)で200キロ走らない時がしょっちゅうあるんだ!」
[11] 近頃乗った車達(GDIレグナム編) 投稿者:P・P60 投稿日:2002/07/21(Sun) 19:37:18 この「スレッド/ツリー/トピックス」にコメントする
00/07/18 15:31 00630へのコメント コメント数:1

某月某日、従兄弟が突然、やってきて、「あの箱バン、乗っていないのなら安
く売ってもらえないか?」と言う。
あんなもの、どうするんだ? と聞くと、「趣味のサーフィンが嵩じて今のレ
グナムでは役不足になってきたので、あの手の車の安いのが欲しくなったん
だ!」との事、なるほどなあ?

しかし、我が家でも商売用に、頻度こそ少なくなったとはいえ、まだまだ現
役!故、売ることは出来ないので、貸すことにした。
どうせ、夏場は商売は暇なわけだし、サーフィンは夏場がシーズン、乗っても
らったほうがバッテリーの消耗も少なくなるし、こちらもありがたいから。

で、早速、従兄弟はホーミー号を乗って帰り、代わりにレグナムを置いていっ
た訳であります。
もちろん、折角置いていってくれた「バン(笑)」、乗らずに置くのは勿体無
い、早速、配達の足に活用させていただくことと、相成りました(^^;。


さて、このレグナム、初期型の1.8リットルGDI仕様で、勿論AT車。
ATは最近の流行りらしく、+−カチャカチャシフト付きときている。
で、面白かったのはオートマのシフトインジケーターが付いてますが、これに
は、通常のAT車とは異なり、「PRND21」というタイプではなく、「P
RN4321」といった感じ。
カチャカチャ弄くった時に、どこのギヤに入っているのかが判るようにしてあ
るのですが、これを見て私は、昔のスズキのバイクにもこんなシフトポジショ
ンインジケーターがあったなあ? と懐かしく思い出しました(^^)。

で、驚いた事に、Dレンジホールドで楽珍ドライブしている時にもこのインジ
ケーターは頑張って仕事をしてまして(普通のATだと、D表示のまま動かな
いから)、ギヤが今、何速に入っているのかを表示してました。

#私はてっきり、Dレンジではシフト表示しなくなると思ってましたので。

しかし、おかげでシフトアップ・ダウンしていく様が手に取るように判って、
けっこう面白い、これ、普通のATにもあっても良い機能かもしれません。


おっと、肝心な事を忘れてましたが、エンジン始動させてDレンジで止まって
おりますと、今時の車には珍しく、ハンドルを握る手に「ビリビリ」としたエ
ンジンの振動が伝わってきます。
我が愛車、シルエィティーも、エンジンマウントを強化した後はこんな風に
「ビリビリ」とした振動が来てますが、ノーマルな車では今時珍しい事。
エアコンでアイドルアップするとこの振動が消える事を考えますと、これが
「希薄燃焼」の証なのかな? と思いました。


で、肝心の走りですが、1.3トンの半ばもある重いボディーを1.8リット
ルで引っ張る訳で、最近の車らしく必要にして充分な範囲ながら、まあ、
ちょっと物足りないのが本音。

#今の型では2リットルになったのも頷けるなあ?

それよりも気になったのが、セセコマシイ裏通りの四辻なんかを左折する際
に、減速によってシフトは2速に落ちるのですが、ここからアクセルを踏み込
んで加速に移った時に「えらくカッタルイ!」事でしょうか。
なんちゅーか、希薄燃焼で粘っているみたいでなかなか力が出てこない、で、
暫くすると、こりゃ、いかん! と思うのか(笑)、スルスルと力が出てくる。
アクセルをガバッ!と開ければ良いのかもしれませんが、いつもの癖でジワリ
と開けるので、車のほうも判断に困っているのかなあ?(^^)。


足回りは、やはり現在の車らしく、ロールは少なく、かつ、お辞儀(ノーズ・
ダイブ)も尻餅(スクワッティング)も無く、フラットな走りでした。
17インチにインチアップしてあるので、ちょっとドタバタした感じはあるも
のの、無駄な動きが無い割には乗り心地はまずまず、普通の舗装路面を走って
いる限り、気になることはなさそうです。

と、思ったのも束の間、変な動きを発見!

それは、起伏の激しい路面を走っていた時の事、それまでは何事も無かったこ
の車、突然、大きなピッチングで「船こぎ!」のような前後にユッサユッサと
した揺れが出ました。

サスペンションが共振しているのかなあ?

まあ、これが今回唯一の、疑問でした。


さて、走りはこの辺にして、「バン度」はどうか?
リヤシートは、オーソドックスに背もたれの部分をパタンと前に倒すだけの、
簡単なタイプ、故に、完全にフラットにはならず、斜めになってしまいます。
で、タイヤハウスの出っ張りもそこそこあり、全体的に「スポーツ・ワゴン」
的な考えで作られているみたい。

#この辺はアベニールに部が有るなあ?

で、次は取りまわし性。
ボンネットの断面は、オーソドックスな凸型で、左側のボディーの見きりは今
一つ。
また、逆スラント・ノーズ型デザイン故、「鼻が長い!」のがちょっと気にな
るかなあ?
でも、全体的には、慣れが必要ですが、マズマズといった所ですかねえ?

Uターンは、回転半径は感覚的に5.3メーター位かな?
FFである事を考えると、頑張ったレベルだと思います。

後方視界は、最近のトレンド、「ケツ上げ」デザインが災いして、悪いです。
カルディナと大差無いレベルか、ちょいマシかなあ? この辺は、メーカーを
問わず、何とかして欲しい部分です。


買い!かどうか?

シベリアン・ハスキー似のコワモテな顔つきが気に入れば、買っても良いです
かねえ?
私のように、荷役性を重視する人間には向いていない車だと思いますが。

ただ、内装のデザインには興味の無い私ですら気になったのが各スイッチ類の
表示の色がやたらと純白!で、地色の黒から強く浮き上がっていた事で、この
辺を気にする人にとっては「プラスチッキー!」と毛嫌いされるかなあ?
視認性は悪くないのだけれども。

プラスチッキーと言えば、この車の特徴である、逆スラントなコワモテ・ハス
キー顔、ライトレンズに大きな透明なプラスチック・カバーが付いているの
で、長年の使用のうちに表面がくすんできて、みすぼらしくなる上に、ライト
も暗くなってしまうだろうなあ?
今時、規格品の丸ライトや角ライトにしろとは言えないけれども、せめてスバ
ルのインプレッサのような「ガラス・レンズ」にしておいてくれれば何の問題
も無いのだけれども。


デザインが気に入って買った車であればこそ、やつれていくのは見るに忍びな
い事なのだけれどもなあ?
[10] 近頃乗った車達(クルー編) 投稿者:P・P60 投稿日:2002/07/21(Sun) 19:35:32 この「スレッド/ツリー/トピックス」にコメントする
00/09/07 18:54 00859へのコメント コメント数:1

フリートークルームで先に発言したのですが、C・ミッチェルさんのクルーを
試乗させて頂けると言う幸運に恵まれました。


さて、ミッチェルさんのクルーは皆様ご承知の通り、RB20Eエンジンで5
速マニュアルミッション、オプションのLSDとABS?を装着すると言う、
「魅力的なフル装備!」なクルーであります。

このクルーという車、私はデビュー当時から一度ジックリと乗ってみたいと
思っておりましたが、レンタカー等でも見かけない上、試乗車なんてものは絶
望的!
唯一タクシーの後席か、助手席しか乗ったことがありませんでした。

で、当然、乗れなければデータスペック御宅になってしまう(笑)のであります
が、このRB20E仕様車は、タクシーのNA20P仕様車よりも大分、加速
仕様なギヤリングで、昔、ミッチェルさんが書いておられた記憶があるのです
が、5速で100キロだとエンジンは約3000回転ほどだと言う話からもそ
れが伺えます。
昨今では高速巡航燃費の為にハイギヤード可が進み、2リットルクラスのAT
車なんかでは100キロ/2200回転!とかいった具合の車が多いとか聞い
た記憶がありますから、どうしてもその感覚で見てしまう、と言い訳させてく
ださい(^^;。


#スペックを見ている限り、約1.3トンの車体に一気筒当りの排気量が少な
くメカロスが6気筒なりに大きくなる故、この位のギヤレシオにしておかない
と低速が辛いのだろうか? と思いこんでいたのですが、これがとんでもない
「先入観!」であった事は、後半で書かせて頂きます。


さて、ミッチェルさんのご好意でキーを貸して頂き、早速乗りこんでエンジン
スタート!
マーク2の1G系列のような重厚なエンジン始動時の演出は無いものの、あっ
けなくエンジンは目覚め、静々と「待機!」してくれております。
アシスト・スプリングでも付いているのか、踏むのが楽しくなるような軽々と
したクラッチ!を踏みこみ、シフトを1速へ!
で、クラッチを恐る恐るミートさせ、イザ!発進。
しかし、クラッチが軽い上に、エンジンの音が静か過ぎて感覚が狂ってしま
う!
長らく「普通のMT車」に乗っていなかった(苦笑)だけに、「エンストこ
く!」失態を演じはしないかと冷や汗ものでしたが、なんとかスタート!
恥を描かずに済み、ホット一安心でした(^^;。

さて、駐車場でユーターンさせながら様子を伺って見ると、ボンネットの大部
分が見渡せ、極めて見切りの良い車である事に驚かされました。
確かに、助手席側の先端部は丸まっていて、直接目視で角部を見ることは叶い
ませんが、Y30セド・グロの様に見えすぎると「圧迫感がある!」と不評も
出るらしく、程よい加減と言えるのかもしれません。
ユーターンのと言えば、回転半径ですが、FRらしく小回りが効き、「曲がり
切れないのではないか?」というストレスを感じる事は少ないでしょう。
ついでにオプション装着のLSDですが、雪道やなんかでのアシストを目的と
している故にか、効きはそうとう穏やかな様で、ユーターン時にリヤタイヤが
キコキコ泣く事はありませんでした。


#サルーン系の回転半径は5メートルだそうですが、タイヤの細いタクシー系
は4.8メートル!だそうで、マーク2のタクシーの息の根を止めたのも頷け
るかなあ?


で、博物館の広い駐車場を抜け出し、いよいよ公道へ!
久しぶりの普通のMT車ゆえ、シフトアップがちょっとギクシャクしてしまう
のが情けないのですが、これはカンが戻るまで致し方ない(^^;。


#2速に入れて回した時に、微かに「L型エンジン!」のフィーリングが残っ
ているように感じたのですが、思い込みから来る錯覚かなあ?


で、走らせてみて驚いた事が、「力感の強さ!」でしょうか?
クラッチ操作やらなんやらがギクシャク気味なのを誤魔化す!為に、教習所乗
りよろしく、早め早めのシフトアップをするのですが、クラッチを繋ぎ、アク
セルを開けたときの「グイッ!」と前に押し出される感覚が思った以上に強
く、驚かされました。
また、アクセルの開閉に対するピックアップもダイレクトで、滑るのが当たり
前の感があるATに首まで漬かっている身の私には久しぶりに新鮮!で楽しめ
ました(^^)。


博物館から出たあと、加賀産業道路に乗るのですが、ランプから合流する時に
2速に落とすか、このまま3速で行くか? と一瞬躊躇しましたが、3速のま
まアクセルを踏みこんでいくと、これがなかなか力強い!
回転数にすれば3000回転かそこらしか回っていないのですが、RB20E
エンジン特有の慣性吸気が効いているのか、なかなかトルキー!な回り方で難
なく合流できました。


#ちなみにレッドゾーンは6500回転位からで、4バルブの1G−FEが6
000回転であった事を考えると、まあ、そこまで回す事の是非はともかく、
ボア・ストローク比なりに上も回る気配です、メーター上では。


さて、流れの良い巡航に移ってから、乗り心地や安定感は如何に? と身をそ
ばだててみたのですが、案外(失礼!)、サスの設定が良く感じられ、硬すぎ
るでも無し、マーク2のように柔すぎる訳でもなし、フワつかず、かといって
跳ねもせず! といった感じでした。
既に11万キロを走っている訳ですし、ミッチェルさんの話ではショック・ア
ブソーバー等の部品の交換はしていないそうですから、これは特筆に価する!
事だと思います。

そう言えば、クルーのタクシー仕様の場合、解説書によると、意外な事にバネ
レートは後期型のS13シルビアと良い勝負!で、以外にレートが高いようで
す。
しかし、反対にダンパーの減衰力は低めで、これが乗り心地の違いに現れてい
たのかも???


#余談ですが、このセッティングはダンパーの寿命を長くする効果もあるのだ
そうで、このクルーという車のコンセプトが窺い知れると思います。
我がシルエィティーは、実メーターかどうかは不明ですが7万キロも走ってい
ないのにもうダンパーの抜けが発生している気配。
スポーツタイプの宿命ではありますが.........。


で、途中のうどん屋で食事を済ませ、帰り道にも運転させていただく事になり
ました。
バックで駐車場から出る時に、ミッチェルさんが「ピュアトロンが邪魔してト
ランクが見えないでしょう?」と気を使ってくださったのですが、私の座高の
高さをもってすれば、辛うじてですがトランクの先端部を目視することが出来
ました(^^;。

この頃にはカンが戻ってきた事もあって、クラッチ操作のギクシャク感もかな
り、マシになって、運転にも余裕が出てきました。

で、余裕こいてるうちに道を間違えてしまい(爆)、曲がりくねった裏路地へと
迷い込んでしまったのですが、この様な低速でも、高めのギヤ(4速、5速)
で難なく、しかも、以外に力強く走ってしまうのには驚かされました。
加速仕様のギヤ比も手伝っているのでしょうけれど、エンジンの中低速トルク
がキッチリと出ているからでもあるのでしょう。
面白かったのは、ミッチェルさんが「今は3速です?」と言った時に実は5速
でエンジンは1250回転位しか回っていなかった事がありました。

流れが良く、自分のペースで走れる田舎道故の事ですが、この様な少し負担を
かけた走りでも6気筒らしく、ジェントルで粘り強く回ってくれます。


#静かと言えば書き忘れてましたが、このクルーのエンジンを掛けた時に、
「エンジンが少し離れたところで回っている!」錯覚に陥りました。


で、博物館に戻る為に、再び加賀産業道路へ合流!
この時、ランプをやはり3速で登っていったのですが、今度はちょっと回して
みるか? と思い、アクセルを踏み加えて行くと.......さすがにエンジン音
は高くなってきますが、なかなか良い加速を見せます。
エンジン自体は4000回転ほどまでしか回していないのですが、速度はあっ
けなく90キロ近くまで達し、おつりが来る動力性能だと感じました。


#勿論、標高の高い山へ上る高速道路(中央道や関越道)であれば、少しは不
満も出るのかもしれませんが、1.3トンを切っていると言う車体の軽さがか
なりの部分を補ってくれているように感じました。


あと、狭苦しい裏路地を走った割に、取りまわしに苦労した感覚が無かったの
も特筆すべき事でしょう。
生まれて初めて乗った車でここまで一体化出きるなんて、なかなか無いことで
す。


ともあれ、「(カタログで)見ると乗るとでは大違い!」だと痛感させられた
1日でありました。
ミッチェルさんには厚く御礼申し上げます。

[9] 近頃乗った車達(GX71ワゴン編) 投稿者:P・P60 投稿日:2002/07/21(Sun) 19:34:18 この「スレッド/ツリー/トピックス」にコメントする
00/08/01 14:35 00630へのコメント コメント数:1

例によってまたもや、「代車」であります(^^;。

親父殿の車の車検が近づき、10万キロも超えてしまっている事でもあるの
で、今度の車検は時間がかかりそう、と言うことになり、行き付けの民間車検
場に予め、「出来ればうちの親父殿にでも乗れる、中型サルーンを代車に貸し
てもらえると有りがたいなあ?」と、厚かましくもリクエストしたのが事の発
端でありました(^^;。

私としては、例によって使い古しのマーク2かクラウンあたりが来るだろう?
 とたかをくくっておりましたら、なんと! 中古車として売りに出されてい
た、平成6年式、GX71マーク2ワゴン!がやってまいりました。
どうやら、適切な代車が無かったのですねえ?(^^;。

で、売り物と言うことも有って、ちょいと気がひけるのではありますが、早
速、日々の配達にも役立てる事にしました。

さて、このマーク2、運転代行のバイト時代、飽きるほど乗りまわしたもので
すが、それも既に10年以上も前の話、久しぶりに乗ってみるとなにやら新鮮
に感じるから、人間の感覚とは当てにならないものですね?(^^)。
運転席に座って前を見れば、見なれたGX71マーク2特有の、角張ってい
て、隅から隅まで位置が掴める、大変に運転のし易いボンネットが広がってお
ります。

#やはり、実用車はこうでなくては。

で、早速ボンネットをめくって、エンジンルームに目を通してみますと、さす
がに平成6年式だけあって、見なれたSOHCの1G−EU型ではなくて、4
バルブに新化した、1G−FEエンジンが鎮座しておりました。

#余談ですが、アルミのヘッドカバーに対策が為されていないのか、腐食が酷
くて見苦しくなってました、1G−EUではこんな事は無かったですから、コ
ストダウン?

後、目に付いた事といえば、前に、やはり代車で乗ったGX71セダン(これ
は10年落ち)にあったフルコンシールド・ワイパー故の、積雪時のライズ
アップのし方の解説シールが無く、ワイパー本体も単純なセミコンシールド・
ワイパーになっておりました、が、これはグレードのせいかな?
しかし、リヤのエンブレムを見ると、LG・グランデエディションという記載
がありますから、本来、装備だけはグランデと同等なはずですから、コストダ
ウンですかねえ?(^^;。
単純にグレード名をグランデとしなかったのは多分、リヤサスがコイル・リ
ジット式で、本家のグランデのような独立式ではない事からの「遠慮!」なの
でしょう。

#変なところで奥ゆかしい車であります(^^)。

このエンジンに対して、車体は? 車検証によれば、車体重量は1.3トン
ちょい、昔のGX71セダンが1.2トン台半ばだった事を考えますと、ワゴ
ンボディー故? ちょいと重めですね?
まあ、動力性能は可も無く、不可も無く、当地のような平野が多い環境であれ
ば、実用上、それほど不満はなさそうです。

で、エンジン・スタート!
ちょいと長めのクランキングのあと、フォーーーーーンンン!とお目覚めの一
吹かし!があるところは昔と変わっておりませんねえ?
でも、これが良いのです。
車にとって、エンジンがかかる瞬間とは、まさに、命が通う瞬間!
この瞬間のフィーリングが良いか悪いかで乗り手に伝わる「安心感・信頼感」
が決まると言っても過言ではないでしょう。
悔しい事ですがトヨタはこの辺を速い段階で理解していた事は疑い無く、結果
としてあの時代に、「安心のトヨタ!」というのを多くの人々に植え付ける事
に成功しましたし、それは今でも、トヨタ車の強い魅力として健在でありま
す。
我が愛すべき日産がこの辺に力を入れ始めたのは最近のSRやVQエンジン当
りから?
遅まきながらではありますが、頑張って欲しいものです。


さておき、走り出そうとして、久しぶりだった事もあって、サイドブレーキを
解除するのを忘れて、数メートルバックさせてしまいました(^^;。

#足踏み式だったのですねえ?(^^;。

我が家の車はみんな、サイドブレーキはレバー式だけに、後で親父殿に同じポ
カをやらないように釘をさしとかなきゃ、ブレーキ壊してお買い上げ!になっ
ちゃたまらんしなあ?(^^;。

前置きが随分と長くなりましたが、とにかく、走り出します。
エンジンのフィーリングは、まあ、6気筒らしい静静とした回り方で、普通に
走っている限り、この設計の古い車体を持ってしても静かなものです。
2リットル専用設計と割りきり、徹底的に軽量化とコンパクト化とフリクショ
ンの低減に力を注いだ1G型だけあって、うすら長い6気筒でも、吹けあがり
は悪くはないですし、昔のM型やL型のような回転の重さも皆無です。

最近乗っておりませんから、RB型エンジンのフィーリングと比べるとどう
か? は判りませんが、1G型エンジンのボア・ストロークが確か、イーブン
のスクエア型だったと思うので、高回転域を捨ててしまうという発想のハイメ
カ・ツインカムとの愛称は良いのでしょう。
高回転を好むはずのショートストローク型のRB型では、ポートを低速域重視
に?絞って低速トルクを考慮しているはずですから、対照的に感じます。


#RB型エンジンも、この辺を生かして、スポーツ仕様の高回転型を出してい
れば面白かったかも........。


で、人気の少ない郊外路に出てから、発進からフルアクセルをくれてみる
と......まあ、良く走りますねえ?
勿論、飛びぬけて速くは無いのですが、悪くない感じです。
ただ、さすがに音は五月蝿くなり、どちらかと言うと、この音で加速している
ように錯覚を起こす面もあるのだろうなあ?
前に乗った1.8リットルのレグナムよりも力感があり、速く感じましたが、
6気筒故の高回転域の伸びのよさ(6000回転までですが)に騙された面も
あるかなあ?


この後は、静々と走らせたのですが、中低速重視のハイメカ・ツインカムだ!
 という先入観が無ければ、特に中低速トルクが太いという実感は感じられま
せんでした。


さて、いよいよサスペンション!
昔からマーク2といえば、フンワフンワと上下左右前後に複雑に揺れながら走
る「柔サス!」と相場が決まっております(最近は大分違うらしいですが)
が、その通説を裏切らず、「柔いサス!」でありました。
唯一、違ったと言えば、リヤサスがリジット式であるが故?か、尻が沈んだ時
の安定(左右に揺れるスカッフィングはありますが)は、このワゴンの方が良
く感じる事でしょうか?
普通の道を、普通に走っていてもフンワフンワと揺れる様は、一昔前のキャ
ディラック!を連想させる一面がありますが、マーク2の宿命? ストローク
が短い?為か、キャディラック当りのあの懐の深さは望むべくも無いですか。

#身近で比べると、私のセドリック・バンの方が同じ柔サスでも、ちょっとは
マシ(懐が深い)かな?(^^;。

昔と違うな と感じたのは、ハンドルを回す時の重さでしょうか?
昔乗ったやつは、もっと軽く感じたのですが、少し重くなっているように感じ
ました。
「安定感が無い!」と不評だった部分でもありますし、少し重くしたのかな
あ?

ギヤレシオは変わっていないようで、交差点を左折する場合等では、素早く沢
山回してやらなければならないところは、昔譲りです。
上手な送りハンドルか、いっそのこと、アメ車のように、手のひらを当ててハ
ンドルを水車のようにグルグル回すのが良いかもしれません。
ハンドルが出たついでに、回転半径は5.3メーター位?
パワステが付いているのですが、切り遅れる感じがあるので実際はもう少し小
回りが効かないような錯覚を覚えました。


総じて、昔から変わってませんが、速く走るのは苦手な車で、ゆっくりと走ら
せている時に、その良さを感じる! という性格の車でしょうねえ?
当地のような、「田舎!」にこそ似合う車ではあります。


さて、私にとって最大の関心事、「荷室の使い勝手」は?(笑)。

スクエアな外観と、もともと商用バンから派生したワゴンだけあって、広さは
申し分ないでしょう。
リジットサスだけあって、余分な出っ張りも無いですし、積載の有無にかかわ
らず、安定感が失われない(独立式サスほど急激に変化しない)というメリッ
トは捨てがたいものがあります。

リヤシートは、背もたれを倒すだけの「簡易型」ではありますが、注目すべき
は、ワゴンR風に、背もたれを倒すのに連動して、リンクで座面も下に下がる
事でしょうか?

ただ、下がり方が不充分で、倒した背もたれは水平にならず、斜めになるの
で、コスト掛けただけのメリットは薄いですか。
バン仕様ではシートを薄くして対応しているのでしょうから、同じようにバン
仕様を持つY30セドリックワゴンの様に、割りきって分割可倒式にする方が
良かっただろうなあ?
でも、唯一誉められるのが、リヤシートを畳むと出来る荷室とリヤシート背も
たれの隙間を、この年式の国産ワゴン車には珍しく、「板」状のパーツで塞
ぎ、うっかり手を突っ込んで痛い目にあったりするのを防いでいる、ボルボあ
たりでは当たり前の装備ですが、国産ではなかなかお目にかかれず、現行アベ
ニールで採用された時に「良くやった!」と思わず、拍手喝さい!したのです
が、こんなに速くやっていた車があったとは!

己の不勉強を反省致しました(^^;。
[8] ルキノがやってきた 投稿者:E-P910RJFTS 投稿日:2002/07/21(Sun) 19:28:53 この「スレッド/ツリー/トピックス」にコメントする
00/09/16 00:50 コメント数:1

皆さんこんにちは。
先日の大雨で大変な目に遭われた方もいらっしゃるかと思いますが、
お見舞い申し上げます。

・長期預かりの車

このたび、親類夫婦が長期(といっても数年)海外赴任となり、その留守の間
使用していた車を預かってほしい、という事で、引き取ってきました。
(幸い、我が家は車の置き場にはあまり困りません。但し、露天ですが・・・)

車はB14ルキノ クーペの前期型でAT、GGの黒の特別仕様車
(リヤワイパー、一枚差しCDとかが標準で付いている)です。
*GGは、サニーセダンなら凡そスーパーサルーン相当と思われます。

元は通勤車でしたが、数年前からお使い専用車だったので距離は3万4千
ほど、既に6年目に入った車としては短い距離です。
(我が家のほかの車に比べると、”殆ど新車”ですね。:笑)

・あまり一般的でない車種と思われるのでざっと印象を書いてみると・・・

外観は、フロントはセダンではスポーティグレード用のバンパーが標準で、
フォグ、コーナリングランプがある他はセダンと同じですが・・・
これだけの差でも結構雰囲気が違います。

2ドアなのでドアは大きいです。が、あまり変わらないはずですが、N12
のドアの方が角張っているからか大きく見えます。
サイドの印象としては、(顰蹙を買いそうですが)”一寸タイヤがしょぼい?”
という感じです。(サイズは165SR13)
丸っこくて面積の広いボディやドアのパネルの影響か、なんとなく、チェリーや
710バイオレットの小排気量版(=タイヤが小さい)を彷彿させる印象ですね。

リアはオーソドックスな当時の日産風、という感じで、サーブに似たセダン
と比べるとこちらの方が遥かに一般受けはよさそうに思います。(玄人受けは ?)
ただ、トランクリッド側にあるバックランプとコンビの赤い部分は全く光ら
ない構造で、”光りそうで光らない部分は後続車を惑わす”と思う私としては
一寸気になります。
一応クーペと言うだけ有ってリヤガラスの傾斜は相当なもので、S30や
S110HBといったハッチバック車並みに見えます。これでトランクしか
開かない辺りは初代パルサーのトランク車(ハッチバックでない方)を彷彿
させます。((^^;)ヾ(・・;)なんでこう古い車ばかり引き合いに出す?)

で、このような形態でありながら、後席の居住スペースは結構広いです。
頭の上にガラスのメッシュ塗装部分が来てしまう事を除けば、座面もかなり
高いですし大人が乗っても充分な空間と思います。
*B13セダンをしのぐ後席空間、という謳い文句は伊達ではないようです。
この辺りは、2ドアHTでありながら充分な後席空間を持つ910と通じる
ものを感じます。

前席空間もかなり広い印象があります。が、旧来の角張った内装の車ばかり
ある我が家では、”隅が丸い”という事が結構圧迫、というほどではないで
すがすっきりしない印象を受けます。部屋は四角いものです。(←偏見^^;)
”適度な包まれ感”という表現がありますが、個人的には”無為に狭くして
いる”、という事の類義語のようにも感じてしまいます。

とりあえず走らせた感じとしては、ATによる”隔靴掻痒”感も手伝ってか、
一寸脚が付いてこない感じです。特にタイヤの接地感では、条件的には結構
近いと思われる後ろに並んでいるU11の1.6より頼りない印象があります。

現在のタイヤはリプレースのBSの量販グレードになっていますが、よく
見ると現在U11が履いているのと同じシリーズ、同一サイズでした・・・(^^;)

→って事は、やはりルキノは標準サイズがしょぼすぎ?


引き取る際の引継ぎの言葉、

”走らせないと動かなくなるから、適当に乗っててね、
その代わり費用は持つから定期点検と車検に出すのはお願い”

という事なので、これから時々乗ってみようと思います。
もう少し走り込むと、また印象が変わるかもしれません。
でも、タイプS相当位には手を入れたい欲求が・・・(^^;)☆\(--#)アズカリモノ!

最近めっきり距離が伸びなくなったN12が益々走らなくなりそうです(^^;)
[7] セドリック・バン、乗ってみて。 投稿者:P・P60 投稿日:2002/07/21(Sun) 19:27:25 この「スレッド/ツリー/トピックス」にコメントする
00/11/06 19:03 00930へのコメント コメント数:1

皆様、どうもです、P・P60です。


いやはや、我が物置........もとい!、納屋Go↑Go↑号..........もと
い、セドリック・バンもようやく私が乗った正味走行距離が1000キロを突
破致しました(配達のパートさんものるので)。
で、ショートインプレおば!


○動力性能

この車に乗るようになって驚かされたのがこれ!
スムーズ&トルキーでとても乗りやすく、また大排気量故に商用バン用の自然
吸気ディーゼルとは思えない初期加速を見せてくれます。
勿論、ターボディーゼル車のような、中・高回転域でのパワフル感は無く、上
まで回してもそれほどご利益は増えませんが、日常域での加速であれば、低・
中速トルクが大きい為、乗り易さの方が際立ちますし、もしマニュアルミッ
ション車であったなら、回さずに早め早めのシフトアップで美点が際立つ車だ
と感じました。

で、この低速トルクの強さが唯一、仇になるのが雨降り等で路面がスリッピー
な時でして、うっかりアクセルを踏みすぎるとてき面に、硬化してグリップが
落ちた使い古しのバン・ラジアルが空しく空転するだけで車は前に進まなくな
るのです。

うーーーむ、LSDが欲しくなるな?(笑)。

まあ、この車はデフが大容量(セドリックとしては)なC200型だから、同
じC200型を使っているキャラバンの4WD車にメーカーオプション設定が
ある「機械式LSD」を入れられるかも???
ドリフトする訳じゃ無いから、ビスカス式の方が良いのだろうけれども、C2
20デフにビスカスLSDの設定、あったかしら???


#黒煙吐きながらドリフトする様は、私でも想像したくは無いな?(笑)。


○3速オートマチック!

この車の唯一の難点がこれ!
一般人向けセドリックシリーズで唯一の3速式オートマの採用! 何を考えて
いたのやら。
しかし、乗っているうちに面白い事を発見!
このオートマチック・ミッション、設計が古いタイプなもので、昔代行のバイ
ト時代に感じていたY30セドリックの美点である、「減速チェンジしてエン
ジンブレーキが効いてくれる!」ATです。
4速式の場合、巡航状態で、遠くの信号が赤に変わり、ジワジワとブレーキン
グしていった時に、ころあいを見て?オーバードライブレンジから、ドライブ
レンジに自動的にキックダウンしてエンジンブレーキが利いてくれるという優
れものでした。
マニュアルミッションがまだまだ大多数だったあの時代、Dレンジホールドで
はエンブレが効かないのが当たり前だったあの頃、マニュアルに慣れた我々に
とって違和感無く付き合えた唯一の車でありました。


#GX61のクレスタの4ATなんか一旦オーバードライブに入ってロック
アップが効いてしまうと、ブレーキ踏んで止め様としてもそのまま時速20キ
ロくらいまでODに入りっぱなしで離してくれなくて、エンブレが効かず、日
常的な交差店停止でも止まるのにブレーキをかなり踏みこまなければならず、
難儀だったものでした。
勿論、下り坂は恐怖.......。


で、我がセドバンの3AT、忠実にシフトダウンしてくれます、嬉しい事に。
2速から3速へのシフトアップは時速45キロを超えた当たりで上がります、
で、逆にダウンは40キロ位かな?
難点は、連続したカーブなんかを走っているときに、速度がこの辺をうろうろ
するとシフトも上がったり下がったりとウロウロする事で、ちょっとせわしな
い!(^^;。

で、オートマと言えばキックダウン!
しかし、意外な事にキックダウン領域は狭いようで、車速にして時速50キロ
ちょいを超えるともう、アクセルを床まで踏みこんで強制キックダウンを試み
ても、ギヤが落ちてはくれず、3速のまま加速していきます。


#この時のフィーリング、何かに似てるなと思ったら、マニュアルとはいえ、
同じ3速式で馬鹿トルクエンジンのパトロールだった(笑)。


ディーゼルとしては高回転を苦にしないRD28の特性を考えると、このセッ
ティングは意外でありましたが、空荷であれば剰余排気量の大きさから来る大
トルクを出してくれてますから、まあ、瞬発力は期待できませんが、
グーーーーーーーッツ!と大トルクで押し出す力強い加速を見せてくれます
し、80キロまではあっけなく加速してくれるので日常領域ではおつりが来る
動力性能です。


で、気になる燃費はリッター当たり10キロ、雨降りでエアコンを多用した場
合で9キロかな?
8キロ超えれば御の字?と思っていただけに、これは嬉しい誤算でした。
あまり悪いようであれば真剣に中古の4速式ATへの乗せ換えを検討していた
だけに、これならこのミッションの寿命まで付き合ってからでも遅くないな?
 とほくそえんでおります(^^;。


○騒音・振動

6気筒としてはアイドリング時の振動はかなりあります、お尻がムズムズする
ほどに(^^;。
しかし、パーツリスト見て納得!
バンの場合、耐久力を考慮してか、ワゴンや乗用車が使っている流体封入式エ
ンジンマウントではなくて、ソリッド・ゴムのエンジンマウントを使っている
様です。
したがって、もしこの振動が気になるのであれば、マウントをこれに交換して
やればかなり改善されるはずです。
まあ、今のエンジンマウントがヘタッテから換えれば良いか? と思ってま
す。

で、騒音は、エンジンからのディーゼルノックや燃料噴射装置当たりからのピ
キピキ音は、もう一台の営業車、TD27ディーゼルのホーミーバンと比べた
ら、天国と地獄!の違いがある。
同じメーカーのディーゼルエンジンでどうしてこうも違うのか! と怒り心
頭!ですが、赤舞台の整備士上がりの営業サンが昔、教えてくれたエピソー
ド、日産時代のバネットのディーゼル・ノックの騒音消すのにRD28のイン
ジェクターノズル関連の部品を使ったら非常に効果があった! ってのを思い
出す。

ま、お値段の問題だなんだろうなあ?

で、走ってみての騒音は、静か。
気候が良い事もあって、最近、窓全開でドアシルにひじを乗っけて走っている
ので、車外騒音がダイレクトに耳に入ってくるのですが、走っているうちにガ
ソリンなのかディーゼルなのか判らなくなってくることが良くある!
交差店で曲がり終えて軽くアクセル踏んで加速する時なんかに聞こえてくるエ
ンジン音と言うか、メカノイズと言うかは使いこんだ1G−GEツインカム2
4バルブエンジンと似た感じ!の「ファララララララララ!」と来る。

一旦、この魔力に嵌るとガソリン車に乗れなくなるのもよく判るなあ?、と
思った(笑)。


○荷室の使い勝手

国産のバン・ワゴン車としては異例の、座面を180度反転させてから背もた
れ部を倒すというやり方を、恐らく230(あるいは130か?)セドリック
の頃から使いつづけている。
このやり方だと本当に荷室がフラットかつ、広くなり、「寝台車」の用途に人
気があったことが実感を持って頷ける(笑)。


#まあ、背もたれの高さに制約が出るのでY30になってからワゴン仕様は背
もたれを高くして居住性重視に変更されたのだけれども。
余談ついでに言うと、歴代のセドリック・バンのリヤサスやリヤコンポーネン
ツ、230セド以来使いつづけられているそうで、230セドのリヤサス部の
部品(ダンパーなんか)供給は滞る事が無いのだそうです(^^;。


クラウン・バンでは真似が出来ない広さとフラットさを実現しているのは事実
で、我が家のような比較的軽くてかさ張るものを運ぶ身としては「究極のライ
トバン!」であります。


○取りまわし

言わずと知れた、弁当箱!のような四角ばったスタイルゆえ、久しぶりに乗っ
たのですが、もう10年位乗り続けているかのごとく、違和感無くとりまわす
事が出来ました。
で、ビニール一色の内装・椅子といい、手動ウィンドウといい、なんともしっ
くり来ること!(笑)。


#私にはバン癖が毛穴まで染み込んでいる事のあらわれだな?(苦笑)。


で、運転席から後を振り返ってみると、昔の車では当たり前だった、水平基調
で各ピラーが細く、かつ、ガラス面積が目一杯広く取られているが故の視界の
良さと開放感がなんとも気持ちよい!


#最近の車は程度の違いこそあれこの後方視界が悪く、かつガラス面積が狭く
て視覚的に強い圧迫感があり、ウンザリさせられる。


故に、バックする時に必要以上に神経を逆撫でされないので、この車は精神的
に楽に付き合えます。

で、前向いて走る時には.........言うまでも無く、「弁当箱」スタイル故
の、隅から隅まで見とおせる強み!、怖いものはない!(笑)。
欲を言えば最小回転半径が、現状の5.5メートルから5メートルになってく
れれば、取りまわしの良さでは定評のあるFR時代のボルボが顔色を失うだろ
うなあ?

ま、現状でも不満はありませんが(^^)。



○興味深いエピソード

この車を買ったときの家族の反応はそれぞれ!
「また無駄使いして!」とあきれられたものでした(笑)。

しかし、実際に乗るようになってから、家族、その中で母上様の見る目が変
わったのが面白い!
1回、助手席に乗せたときに、「この車、前が低くて良く見とおせて良いわね
え?」と驚いていた。
で、そのあとで、朝イチの配達があり、我々男集はモノ造りで動けないゆえ、
母上様が配達に。
この時、自分からセドバンに荷物を積みこみ、自分から運転席に乗りこみ、そ
して自分で運転し配達に出かけてしまった......。

普段から「私はパオしか乗れないのだ!!!!!」と公言して憚らない人間
が、自分から乗ったのである! 4ナンバーフルサイズのこの車に!

もう、だれも読んではいないだろうけれども、日産の設計に携わる人よ、この
事実を良くかみ締めて車を造って欲しい!
本当に運転のし易い車は、ドライバーに無類の自信を与え、自然に「乗ってみ
ようか?」と言う気持ちにさせる!のだと言う事を!
[6] X-TRAIL試乗 投稿者:Mushlin 投稿日:2002/07/21(Sun) 19:23:59 この「スレッド/ツリー/トピックス」にコメントする
( 1) 00/11/27 00:34 コメント数:1

みなさん こんにちは、

今日、試乗してきました。

本当は、¥1000オイル交換を頼み、待ち時間に見るだけにしようと
思ってたのですが、店に入ったら、担当営業さんがおり、
坦:X-TRAIL出ましたよ、というので、ん。
私:オイル交換できる? あと、ついでにそれも見にきたというと
坦:試乗できますよ、試乗しませんか?
私:いいの
坦:行きましょう、乗ってくださいよ、私もここに居たくないから
  行きましょう。
 つ具合に,試乗させられちゃったというわけです。


まず、ドア、一瞬迷った。 取っ手を引っ張るのね。
乗りこむ。
撥水加工シート :レザーみたいな感触です。滑りにくく、ホールド良いです
乗り降りもテラノより少々低く、良いです。
エンジンを掛ける。
音は、静かだが静か過ぎない
走りだす。
視界は良い。アイポイントは、テラノとそう変わらないかなー
ボンネットが低く短いぶん視界良いようです。
あと、センターメータパネルのため、運転席にメーターが
ないぶんそう思えるかも。
細い路地:取りまわし楽です。小回りききます。ハンドル妙に軽い
でも最小半径5.3 私のテラノと殆ど一緒じゃん。(ノーマルテラノは5.4)
ステアリングの太さも良く、操作しやすくフィット感が良い。
バイパス入り口の登坂加速、キックダウンを感じさせないAT
でも、加速は、鈍く感じた。(今回は横に営業マンが乗っている
ので、しっかり踏み込んで無かったかもしれないが・・・)
2000CCガソリンATではこんなものかもしれない。
直墳テラノは、加速良かったけどなー
吹き上げてもエンジン音はあまり大きくなく遮音性は良いか静か
メーターパネル:センターメーターだとメーター見ない
視野にはいらん、意識的に見ないと見えないので、安全運転には
ちょっと疑問を感じる配置だと思う。
ブレーキ: 急ブレーキを踏んでブレーキアシストやらを試して見たかったのだが、
隣に営業が乗っているので、今回はやめといた。
だいたい30分位試乗させてもらいましたが、取りまわしもよく運転姿勢も乗用車で
誰でもすんなり乗れる車ですね。

RAV-4やCR−V買おうとしている人は、X-TRAILにするべし
後発の強み2車の欠点をうまく克服して、かつ、細かい気配りをしてある感じ。
オールモード4x4搭載で、他車を大きく引き離したでしょう。
5年前に出ていれば、買ってしまったかもしれないなー。
でも、やっぱり,自分のテラノの方が力強くて好きだわ。
MTでオールモード4x4できるんだったら、テラノもやってくれればよかったのに。

[5] 新ブルーバード試乗 投稿者:あっ 投稿日:2002/07/21(Sun) 19:20:57 この「スレッド/ツリー/トピックス」にコメントする
01/01/01 20:30 コメント数:1

●ブルーバード試乗

管理人が長らく不在で申し訳なかったです。
一昨年冬の転職に続き、昨夏、急な転勤で長年住み慣れた北大阪
を離れ、さる地方都市の支社で外回りの仕事に変わりました。
しばらくは接続環境も作れない忙しさには参りましたわ。

この地方都市にも、若干の自動車は走っておるようで、殊に、ブ
ルーバード・シルフィーは、販売店に見に行く前に町中で実物を目
にしたので、おおかた、日産にしては売れているのでしょうな。

そうそう、1コ、思い出していただきたいことがあった。
再建計画とか、車種統合が言われてた際に、各雑誌が、ブル廃止、
アルメーラ国内投入、その先は情報コントン、詳細不明と報じてい
た時期。
当所のみが、アルメーラの顔と内装を古風に変えた台湾セントラ
を次期ブルと読んで、的中した事。

誰も言ってくれんから、自分で書いときます(笑)。
現行サニーの形を言い当てて以来の会心の当たりやのう。

ちゅう訳で、町で見た姿が、まとまり良く思えたので、販売店へ
赴いて試乗しました。しばらく前のことですが。


○外観
ローバーの小型車か、前ミラージュのレトロ仕様みたいな、と書
いたと思いますが、古風な顔が、欧州の小型車の骨格に見事に違和
感なく収まっています。
少なくとも、中柱がボンネットにつながったポンテアックのよう
な欧州日産顔よりは、日本人の好みには合致しとるのでしょう。

横から見ると、ボンネットは普通の高さで、その下に横窓の線が
あり、前のめりで、今時の姿をしています。ボンネットの高さを見
ると、欧州人がディーゼルエンジン好きなのが良く分かる。

横っ腹にしろ、すそ周りにしろ、曲線ですが、ボテッとせず、実
の詰まった感じがあるのは良いです。特に斜め後ろ。

尻は、元から似ているセフィーロの子分です。
元々が欧州用ですから、尻上がりな分、トランクは莫伽でかい。
最近、ちょうつがいが単純な普通型に戻っています。しかし、これ
だけデカけりゃ問題ないでしょう。
ゴルフバッグ積んだ上、遺体2人分積んで能勢へ走れるでしょう。

○車内
前柱は傾いています。
日産の常で、頭打つほどのことは、ないですが。
ただし、これも日産の常で、横の鴨居が、事故の時に潰れて頭を
守るため、セリ出しています。こっちは、頭を振ると、少し髪の毛
が触れかねない。慣れると、もたれられますが。
(注:小生は座高が高い上、背もたれを目一杯立てる癖あり)

計器盤は、車台がサニーと一緒なんで、まあ、あんな具合に、ハ
ンドルを握ると、その先、ややヒザ元に計器が見える感じです。日
産伝来の「棚に正対する感じ」はないです。

広告写真で見ると、淡いベージュの内張りや、明るい木目など、
非常にキラビヤカな内装に思えますが、運転席に座ってみると、そ
れらが視野の外に隠れて、自然な印象となります。
一旦降りて、車外から覗き込むと、広告写真通りのきらびやかさ
があります。

まあ、運転席から内装を見渡せない程度の広さですわな。人間の
目は、35mmフィルムのカメラ換算で、50mmのレンズと同じ
やそうですが、この内装の豪華さを見渡すには、28mmが要るわ
な。あれが、また、高いんだ。

時折、雑誌の批評に、狭いてな事が書いてますが、そりゃ、パル
サーやもん(笑)、車中で相撲とれるようなことはないです。ただ
し、屋根が丸くても、不当に狭いことはないです。普通の狭さ。

ふっと思いましたが、ベージュの内装は、狭いからの必然なので
しょうか。また逆に、ああいう高級車のような内装では、ガランと
してるより、多少は、着るような狭さがあった方が似つかわしい。
どっちが先だったのか分かりませんが、広さとデザインの釣り合
いがありますな。

話題を呼んだ、茶とベージュのツートン内装ですが、まあ、先に
やった者勝ちでしょうけど、小生は個人的に好きですよ。
うちのサニー、茶の計器盤にベージュの椅子なんですが、変に黄
色っぽくないので、年月を経てもイヤラシクなく、目が疲れません。
アルトのような淡すぎるグレーより、よっぽど良い。

ただし、勿体無いことに、ツートンの助手席側小物入れ、上も下
も、樹脂です(笑)。下だけでも合皮を張ってたら最高なのになぁ。
見た目が良いだけに、触った落胆は大きいです。もっとも、手触り
はサラリとしてて良いのですが。
計器盤は、ひさしが張りのある形したBMばりで、中は暗く、始
動すると数字が浮かんできた。非常に格好良さを追求した物です。
「おおっ! トヨタみたいじゃ」

バーズアイメープル、って言うから、節が鳥の目のような木目の
カエデの事でしょうか。キャラメルのような明るい木目板の飾りが
灰皿の周囲にあります。外車みたい。
たしかに、きらびやかですが、周囲の内装色が明るいのと、前述
のように運転手からは見えにくいから、そんなに気にならない。こ
れ、樹脂ですよね?

○走行

この時は、営業マンを同乗させて、混雑する買い物街道を走りま
した。
エンジンは、まず静かです。
サニー級の車体(サニーよかやや重く、1.2tばかしだったかな)
に1800のエンジンですから、ぐいぐい走ってくれるのを期待し
たらば、拍子抜けでした。
遅くはないよ。
ATですから、踏んでから、ウィーンと吹けて、加速するのは分
かっていますが、ぐいぐい来る感覚がないのです。
ターボ車に馴染んだ小生の好みに合わないだけで、今日の車なり
には走りますが。
ここらが、プリウスより、関東の大気より排ガスが奇麗と言われ
る浄化装置なんでしょうな。改めて、世界最高レベルの、実験車の
ような代物が、町中で売ってるんやって事を思い知らされます。

バネは固くないです。
追い越しをかますと、ごくごくかすかに、ふわつきます。
一方で、買い物道路をチンタラ走ってると、舗装の継ぎ目で、重
そうにドタドタする。
あんまり、好もしくない。

雑誌論評では、これよりサスの固い2000の山道走行をホメて
いました。
最初にB14(先代サニー)に乗った時も、この日産式のリアサ
スは、中速で旋回する時の爽快感は絶品ながら、荒れた路面では、
時々、何かの拍子に、日ごろの秀逸さから思いもよらないドタドタ
が感じられました。バネ下が大きいから、宿命なんやろかな。
B14は13インチの155と前時代的に貧弱な車輪。サスが良
い分、細い車輪で燃費向上なんて、仏国人もビックリの志を掲げて
いましたが、日本人はついてこなかった(笑)。その後、高級化し
た分、車輪も大きなったなぁ。これがいかんのか?

どうせドタドタするのなら、乗り心地を潔く諦めて脚を固めて、
得意の旋回性で魅せても、ええんちゃうかなぁ。
なにしろ、あのP10でも売れたんだし(笑)。

無理矢理に高級車にしようとして事情を意識しすぎたのか、ちと、
日産らしからぬ足腰のヘコさも一瞬感じました。

○総論

子供が大きくなった50がらみのオッサンに、落ち着ける車とな
る、との雑誌評が多いですが、それは同感ですな。
田舎に転居しまして、まあ観光地でもあるのですが、そういう、
夫婦で食い歩きや温泉などの旅行を楽しんでいる紳士を、よく見掛
けます。実にええもんです。

そういう人々は、以前はマーク2やパジェロなんぞに乗っていた
もんですが、それより、無駄に大きくなくて、うんと知的です。
静粛性や駆動方式に金払うよか、だいぶ安いけど、世界一の排ガ
ス対策エンジンに金払ってるってのは、カッ飛びを卒業したオッサ
ンとして、むちゃくちゃ粋やがな。
視力が弱る分、車体が小ぶりな方が疲れにくいでしょうし。

しかし、1800だと脚がヘコいというのは、日産を選ぶ動機を
そぐものです。

それと、仕事のご都合でボードでお見かけしなくなって久しい、
大阪・吹田の松本卓也・サニー党党首は、まだ50代では無かった
と思いますが、かねて「欧州車にたまにある、タン色の内装が理想」
と話しておいででした。
で、シンプルで広いベージュ色の内装を持つ、2代目プレーリー
をわざわざ中古で買ったと記憶します。

日本車は没個性的とよく言われますが、メーターに凝ったり、妙
な木目板ばかりに熱中して、特に最近は灰色ばかりだし、全体の雰
囲気に留意したようなのが無いです。

オッサンばかりが乗るもんでもないでしょう。若くても雰囲気に
金を出す者も居るでしょうし、あんまり、熟年向けのダンナ車を強
調しすぎることないのになぁ、と感じます。

会社の都合で、パルサーをブルとして売るって事を、日産によく
ある「気にしすぎ」やないのかねぇ。
前のブルより小さいから、むりむり高級感ばかり強調してるよう
ですが、小さくなった事、かえって熟年ファンは喜んでるんちゃう
かなぁ。

ブルといえば、バネにしろ、ターボにしろ、四駆にしろ、他に先
んじた技術が量販されていた事が、乗ってる者の自慢やってんから、
ものごっつい排ガスが奇麗ことを宣伝したら、ええのにな。

最近は、腕時計の類の雑誌が増え、オノコが本能的に機械に魅了
される根源は、ぎっしり機械の詰まった「持ち重り」の感覚である
と、ようやく言葉で言い表されるようになりました。
(この発見が、もう少し早かったら、日産も潰れてなかったろうに)
ダットサンなり、ブルなり、旧来の名の人気は、この小ぶりで高
性能というイメージですから、脚をヤワくしてまで、クラウンにす
る事もないのです。

いかん、また文化論やってもた。

[4] Xトレイルを路地で試した 投稿者:あっ 投稿日:2002/07/21(Sun) 19:15:14 この「スレッド/ツリー/トピックス」にコメントする
( 1) 01/01/01 20:27

ごぶさたさんです

明けまして、おめでとうございます

●Xトレイル試乗

先日、Xトレイルに試乗しました。
幅が1メータ76もあるので、本来は小生の視野の外なんですが
あれだけ実直に四角い顔を見せられると、どれ、いっぺ、乗ってみ
よやないかい。という気になった訳です。

小生が訪れた販売店は、年末で勤務体制を絞り、営業マンが1人
きりしか居なかったので、1人で乗りました。

○外見
小生が乗ったのはアルミホイールに真っ赤な外装の物です。
赤いと、つい、何年か前のショーに出品された「XIX」を思い出します。帰宅後、古雑誌で点検しましたが、確かに顔など似る。
鼻の上まで回り込んだ前照灯は、小生のB12と同じ。全体的に
四角くて、飽きは来なさそう。
フェンダーはサターンのように樹脂なのが、大変結構です。
床下は、4駆マニアはどない言うか知りませんが、素人の小生が
見た限りはサッパリしています。

後輪の懸架装置は、パラレル(平行)リンク・ストラット型で、サーファーの赤いファミリア等、80年代のFF車で多用された型。小生のトラッドサニーも同じです。日産では昨今、FF車の後輪には独自のビームアクスルを使いますが、四駆はこの型が多いようです。
複数の棒で支えるので、アームは細いのですが、軽快によく動き
そうです。
何かの車台を流用したり、後で太い車輪に替えるためだったり、
車体より車輪の引っ込んだ四駆車もよくありますが、こいつは標準
の車輪で、ちょうど、車体のツラまで来ています。こういうのも近代的ですな。

○車内
窓がツッ立っているのと、独特の計器盤のため、非常に広々と感じます。うちのサニーと比べりゃ、寒々しいくらい(笑)。

計器盤は、写真で見るよか、奥行きがあり、段々になった造り。
シュッと横一直線なのが、非常に好感持てます。同じ中メーターでも、以前、梅田で座ったトヨタの何とかいう小さいバンは、計器盤辺りがウニュウニュとしてて、地震前にラジオ関西の2階にあった鍾乳洞を模したボウリング場みたいで、酔いそうでした。あらいかん。
Xトレールに戻って、メーターは写真で見ると、非常に古風ですが、表面の透明な樹脂板は、複雑な形状に曲げられ、反射を防いでいます。

ドアの内張りは、腕を載せる辺りが樹脂なのは、昨今の車なので、しゃあないとして、その下の色違いの部分も樹脂です!(笑)。
しかし、樹脂なりに色を変え、表面も変えてあるのが芸です。明るいベージュとも灰とも金とも言える色の部分は、網戸の細かさの網目模様になっています。手触りも悪くない。
これやと、泥靴で蹴り開けても良いでしょう。
昔乗ったADワゴンですと、電動窓を選択すると、戸の内張りがビニールから、全体が一体成形の樹脂になりました。これがまた、一昔前の日産恒例の青みがかった薄い灰色、例のゾウさん色で、それも他社車を真似て複雑な曲面にするもんだから、安っぽいことこの上なく、別段、新車の匂いが終わっていても、何か、樹脂の匂いが充満しそうな気のする外観だったこと、思い出します。

内装は全体的に、樹脂ばかりで造られていますが、感心したのは、スイッチ類の手触りが大幅に回復していたことです。
小生のトラッドサニーは、車齢15年になりますが、方向指示器にしろ、ワイパーにしろ、変速機にしろ、すべてに節度が高く、パチン、カチン、ガコン、とハッキリしています。運転中、前を見ながら、操作は手の感触だけで無意識に確認できるのが美点。
ところが、最近の車は、ウインカーなど、コクッとしか言わず、そのレバーも多少はシナリがあり、奥まで行ってから、プチッと電極が入る感じで、どうも節度がハッキリしない。
Xトレイルのスイッチは、操作の感触がハッキリして、カタつきの無いもので、そこらは、好感持てました。特に、4輪駆動、自動、2輪駆動の押しボタンは、深く、摩擦ではないバネの固さのあるもので、結構でした。方向指示器のレバーも、太短く、ハッキリ動きます。

座席は、例の水を弾くとか言うもので、やや光沢すら感じるほどゴワついた化繊の平織りに、熱成形で窪みが多数ついたものです。手触り悪いことこの上ない。3年間着古した安物の学生服のヒジのような素材でした。
形は平板で、クッションは固いです。
しかし、寸法はとても大きいです。
で、小生の好きな、背もたれを思い切り立てた姿勢を取ると、ちゃんと具合良く、身体を支えます。
写真で見たり、手で触れて愛でる類の椅子ではないですが、運転操作には、まあ結構なものだと思います。

ルームミラーを見たり、振り返ると、後方の視界もハッキリしています。現行ウイングロードとか、キューブとか、後ろに行くに従って窓が狭くなるので、小さな車の割に、後ろが穴蔵のように遠く感じてしまうのですがこいつは、それらより大きいにも係わらず、後窓がよく見えて、気楽に乗れます。
後部座席に座りましたが、なかなか足元も広々しています。

貨物室は、車体が四角いので、ゆったりしています。
床板は、いかにも滑りの良さそうな樹脂板で、積み込みは楽そうです。
しかし、結構チャチな板なので、自転車や人間は余裕ですが、ミニバイクなど重くて尖った物を積み込む時は、用心しないと割ってまいそうです。コンパネ(厚手のベニヤ板)を自分で買わないかんな。
板の下は、予備タイヤです。その周囲には、防音用の黒い発泡スチロールがむき出しの所もあり、コストを下げていることがありありです。

後部座席の畳み方は、座面と2段に畳む事が出来るものでしたが、販売店での展示は背もたれだけを倒して半ば、浮きあがっている状態でした。
ここらが日産の販売店です。客が雑誌で過剰に知識武装している事など、全く意に介していないのは、相変わらず(笑)。

○走行
「これね、シルビアと同んなじ、SR20エンジンだから良く走りますよ」と明るく言う店員を尻目に、機関を始動します。
ほんまは、新型エンジンだったと思いますが、地方都市では、シルビアと同じと言った方が、頭悪そうな若者にウケるのでしょうか?……(笑)。

エンジンは非常に静かで、滑らかです。驚いた。

販売店から乗り出します。店員が「町中では2駆です」と駆動モードを切り替えたのを、自動に戻して、走り出しました。

走りだすと、これがまあ、何と、外観とは、全く違う。

これまで乗った、古いTD27のテラノとか、最近のサーフでも、ゴガァと吠えて、一拍おいてから猛烈に加速する感触ですが、こいつはブーンと、乗用車然として走って行きます。
かと言って、繋がり所を上げて、非力なエンジンの回転力で加速するようなギクシャクした所もない。ATの痛痒感も少なく、アクセルに忠実に走ります。出来の良い乗用車に過ぎない。
車体は1.4tで、これはティーノと一緒位ですな。馬力は150。そら、ま遅いってことはないか。この種にしては軽いのやな。さっきの発スチの塊が、脳裏をよぎりました(笑)。
夕方で道が混んでいたので、そう無茶は出来ませんでしたが、少し前が開いてから、ダッシュを試みると、深々と踏まないとシフトダウンせず、それから、猛然と加速します。
小生はATは不慣れですが、以前乗ったサニー1500ATに比べて、そこそこトルクがあるので、ダウンしにくくしとるのでしょうか。ダウンしてからの加速は、吹け上がりが速いので、じきに元に戻ります。
加速、減速とも、何ちゅうか、自然ですな。

で、追い越しもやってみました。
方向指示器がカチリと動き、踏み込むとギアが落ちすぎる歯がゆさもなく、ブインと加速して、ハンドルを切ると姿勢を乱さず車線を変え、減速すると、つんのめらず、全般に自然に意のままに走ります。
急ブレーキを試すと、ビーンと音がして、スッと止まりました。ABSなんでしょうな。よう分からん。

次に、カーブをスピードを上げて曲がりました。
幅があるので、傾きもせず、ごくごく自然に曲がります。うちのトラッドサニーより30cm長い、4メータ半弱の車体ですが、後ろがついて来ない感じもなく、短い車を操るようです。

○取り回し
ここから、当地でも名だたる細い抜け道に入ります。
まずは、ソロリと小手試しするつもりが、夕方の渋滞のため周囲の車のプレッシャーもかなりあり、運を天に任せて、適当に突っ込んでみました(笑)。
ガリという音もなく、変形縁石の間を抜けきりました。
四角いボンネットのお陰で、普通に運転していれば何の緊張もなく、次々と対向車と行き違います。
ところが、正面から、円盤のような顔した、ホンダの同級車が来ました。
借り物なので無茶はせず、向こうにヤリ過ごしてもらおか、と思たら、アホが、観察しようとでも思ったのか、先手打って停まりやがった(笑)。それも、自分の左に幅たっぷり残しくさって。
困ったわい……。
左フェンダーに載ってる補助ミラーを目印に、ガードレールに目一杯寄せて、そのままアクセルを踏み込んですれ違いました。
我が15年落ちのサニーより、優に10cmは幅広な車ですが、視点が高く、四角いので、感覚的な取り回しは良好でした。細かな曲がり角も、無造作に抜けました。

○総論
日産の車というと、これでもかと技術などがテンコ盛りになってて、高いので、中古で買わないと割が合わなかったのですが、こいつは適度にチャチく車体が軽いのが結構です。まるでデミオの兄貴やな。
軽いので、どう乗っても、意のままに走り、乗用車としてもマシな車です。しかし、足腰は手抜きがなく、非常に無造作に運転できます。
京都市内じゃ、路駐などでちょっと不便そうですが、大阪の吹田以北、堺以南ならば、1台でどうにでも使えて、便利そうです。

趣味性の強い車を複数所有している裏日本の饅頭屋の若旦那なんかが、もし1台に統合する必要に迫られたとしたら、軽快な実用車として、お勧めできますな。
[3] ローレル・6発の快感 投稿者:あっ 投稿日:2002/07/21(Sun) 19:00:09 この「スレッド/ツリー/トピックス」にコメントする
01/08/02 07:14

(今年の2月に書いて送信しそびれていた物をUPします)

●ゆっくり走るにゃもったいない

 いずれまとめて書こうと思っている間に、次々と起こる我がトラッドサニーターボの
故障。今回の車検でまとめて修理しようと決め込んで、今回は代車のリポート。

 またマーチかと思いきや、いや、懐かしいことに、景気良かった時分の、角張ったロ
ーレル。ほれ、一番格好良かった、最後の5ナンバのC33?です。その次のがズング
リした奴で、これはこれで形は好きやけど不人気で、反動で今のはボンネットをうんと
長くして、見る影もないな(笑)。

 どの型か思い出していただいたところで、話を始めます。

 小生が乗ったのは、走行7万いくらかの、アイボリーの塗り分けに、中は茶色の奴で
す。

 S13にしてもそうですが、あの頃の日産の内装は本当に最高ですな。
 シンプルな面に、裏革調の手触りの良い布が張ってあり、そこに単純な楕円形の計器
盤がはまってる。木目板はテラテラせず、形も本来の木を思わす単純な面。

 走り出すと、そりゃもう、滑らかですよ。ほんまに。シュンシュン回るんでもなく、
遠くで回るのでもなく、踏み込むと、ちゃんと、足の動きに忠実に加速してくれます。
 小生の嫌いな自動変速機でしたが、意のままに走ります。
 で、通勤路の、非常に高低差の激しい山道に乗り入れたのですが、6発のくせに力感
は小生のサニーターボと同じぐらいあります。力の出方の段差はE15ETより少ない
。踏んだら踏んだだけ、長い鼻を山頂に向けて、矢の様に加速します。
 自動変速機も、こないだ乗ったマーチより段差がなく、したがって、カーブからの立
ち上がりでガクンと変段して進路を乱すことはない。力があり余っている分、繋がりが
滑らかで段が分からない。

 加速の滑らかさと速度の乗りは、本当に上々です。

 降りて確認すると、メダリストターボと書いてあったから、おおかたRB20DET
でしょう。なんだターボかいな。道理で力強いはずです。NAでこの走りなら、一気に
クルーに傾くところでしたが(笑)。

 6発というのは、よろしいな。始動時、サニーより心地長めのクランキングの後、エ
ンジンが回り出す瞬間の音が良い。グァと回転が上がって、瞬時にゾォーンと回転が下
がる。猫が喉鳴らすより、さらに気持ちの良い音です。

 小生は後輪駆動車というのは、あまり乗ってないのですが、まあ、確かに、カーブで
コジなくても切った分向きは変わりますな。
 借り物なので無茶にならない程度に飛ばしましたが、後輪を滑らせなくても、結構な
速度で旋回します。
 ただ、なんか、小生の方が速度を上げて目一杯で走る気になれなかったです。
 これは、たぶん、小生が前輪駆動車の運転に馴染みすぎているためでしょう。
 うちのサニーに比べて、切り始めで、切った分、軽々と長い鼻を内に向けてくれます
。で、ややインに入りすぎる。さらに、カーブの真ん中で、後輪が何がどうなってるの
か分からぬ状態になり、ラインを修正するうちにカーブを出てしまう訳です。
 慣れてから、カーブの途中から加速してみると、不思議なことに曲がりながら加速し
ました。後輪駆動車ですな。小生が無意識のうちに、カーブで加減速してる操作がいか
んのでしょう。
 サニーだと、重しも駆動力もかかっている前輪の向きを変えて、車体が向きを変える
やいなや、えいやっと加速してカーブから全体を引っ張り出す運転です。
 ローレルだと、旦那車らしく軽いハンドルで、切った分曲がるもんですから、怖いん
ですよ、ここまで勢いついたままだと、前輪が膨れるんちゃうか、という恐怖感がある
。サニーだと、後輪滑らせて、それ超えると最後は前輪も滑りますからね。

 それと、ローレルでカーブが気色悪いのは、車体のヤワさもあります。
 ドア閉めた時の音が、半ドアちゃうかな、と思うような音で、走行中も常に窓がキシ
む(笑)。サスもヘタってますから、後輪が常に、ゴトゴトふわふわと、微動してる感
じがします。これで、カーブに突っ込むと、カーブの真ん中で、後輪が、バラバラに明
後日向いてる気もします。

 これは、距離や経年を考えると、まあ、しゃあないです。
 逆に、このエンジンで、車体がもう少し短くて硬く、脚も硬かったら、無上の人車一
体感やろな、という気がしました。
 そうすると、アノ車やんけ(笑)。なるほど、今でも、ボロボロのR32に大枚つぎ
込む人が居る訳か。気持ちは分かった。

 ちなみに、車検証を確認したらば、車重は1390kgでした。
 燃費は、MTなら3、4速常用の走り方で山道走って6km/L。こらしゃあないわな


[2] Y31セドタクのインプレ 投稿者:あっ 投稿日:2002/07/21(Sun) 18:58:37 この「スレッド/ツリー/トピックス」にコメントする
01/10/27 09:19


 せっかく、関東に来たので、旧FN時代からの古馴染み、OK@君とお会いしました


 彼の登場時は、まだ、高校生で、親父っさんのIDで書き込んで叱られるは、現行車
を糞味噌に評してオーナーに噛み付かれるは(笑)。
 口の悪い小生は当時、彼の事を「ドライバー誌に投稿する中学生のような」と、評し
ましたが、今は「厨房(中坊)」なんて便利な言葉がありますな。

 その彼も、何時の間にか大学を卒業して、今は立派な社会人です。もう6年ほどにな
るんか! 

 彼の現在の愛車は、Y31セドセダン。RD28Eという、2800cc直6ディーゼルを
積んだ最下位グレードです。値段も乗り味もサニーに近いという彼の勧めで、ハンドル
を握ってみました。

●外観
 もはや、改めて語る必要のない程、どこの駅前にも溢れている車です。
 しかし最近、にわかに一般人が乗るケースが増えてきたようですな。
 以前は、警察やタクのオタクの専用車だったのが、今、周囲を見渡して、低く、広く
、長い、車らしいシルエットの物って、いつの間にか唯一無二でしょ。分かる気もする

 特に、顔が、サイドマーカーの形もあって、昔の日産のアゴの引けた形なのが、ええ
ね。
 OK@君は、外車を乗りついてきたので(笑)、センスよく、Y31は、白じゃボテ
っとする上に樹脂バンパー目立つし、黒じゃ公用車か覆面オタクだし、と中取って、紺
を選択されました。この紺は、スーツのように良い趣味で、黒バンパーを隠さず、目立
たさず、絶妙。

●室内
 ま、会社の送迎で乗りなれていますが、さすがにフルサイズ、広いです。
 屋根が低く見えますが、それは全体が長い事もあり、座席はアップライトです。
 計器盤は、Y30タクから使い回され続けている、日産の中でも最も絶壁な、つまり
は世界一絶壁なアレです。ほれ、水色で、小さな送風口が沢山あって、クーラーのつま
みが産業機械のような。

 正対してみると、実に機能的ですな。
 そこらに、ちょっと煙草の箱を置いたり、また横を向けば、広々したベンチシートに
カバンを置いたり、一日中車内で過ごす使い方にも応えそうです。
 
 キー付近のスイッチを操作すると、室内灯や、メーター内の距離計が照らされて、容
易に距離の控えを書く事が出来ます。これは非常に便利。
 旧フォーラム期に、岸田さんの主宰で「燃費GP」という報告会をやって多いに盛り
上がりましたな。雑誌に流用されたり、今は、それ専門のサイトもあるとか。あの頃の
クセで、今も給油の都度、距離を控えているのですが、いつも見難くて往生してるので
すよ。

 手探りで使えるストロークの大きな、樹脂製のトグルスイッチ。それに、一切の無駄
が省かれた装備なのに、フォグライトは標準であるところなど、なかなか便利です。

 タクは、ある面、究極の乗用車だと、改めて実感しました。

●走行
 そら、Dゼルですから、アイドルはカラカラ言います。
 長い長い、5速コラムのレバーを入れて、クラッチを繋ぐと、意外にも軽々とダッシ
ュして環状7号に合流できました。
 とにかく、エンジンは軽快に回ります。さすがに直6。
 シュンシュン回るという感じではなく、ドロドロ力強い感じでもなく、自然な感触で
、大きさに似合わぬ軽快感が強いですね。例えるなら、昔のミシンを踏んだ感じかな。
 都内ですから、そうクイックな無茶はしていませんが、過不足なく走ります。
 変速は、慣れない上、ストロークが過大で、コキコキ切り替えたら指揮者になれそう
ですが、Dゼルですから、実際には殆ど変速しなくても走る。カブのような特性です。

 第3京浜道路に入りました。
 小生のトラッドサニーターボを運転するオーナー君を追って、RD28Eに鞭を入れ
ます。
 力感があるのか無いのか分からない雰囲気で、軽快に回転数を上げて行きます。
 結構、出ているな、と思った所でメーターを見ると、高速道の制限速にも達していま
せん。慣れない車で無意識の遠慮があるのか、音が大きくて自制してしまったのか。
 トラックなんかだと、Dゼルだと考えてガァガァ回すのですが、こいつは中途半端に
乗用車だから、無意識で音判断してアクセル戻してしまいます。
 ただ、力の不足は感じないですね。高速道の巡航速度まで上がりますよ。ゆっくりと


 ゆったりした乗り味に、こいつで脚固めたら、東阪移動に便利かな、なんて考えてた
ら、無粋な輩に邪魔されました。
 横に幾何学模様のシール張った下品な大型BMWが煽ってきて、引き離したら、今度
は200キロほど出して割り込んできました。

 で、急減速。

 笑った事に、免停映画やワイド劇場で御馴染みの、現実の車ではありえないような昭
和30年代のスキール音、軽いエコーを伴い「クワワワワッ」と鳴る音を出して、四輪が
ロックしました。
 その際も、姿勢を乱す事がないのは流石に日産車。
 タクのタイヤというのは、耐磨耗を最優先して、全然グリップしないようです。自家
用に乗る事を考えている方は、まず、タイヤだけは交換が必要やな。

 あと、Uターンも試しましたが、長さを物ともせず、クルリと回ります。前輪駆動を
強引に曲げているサニーに比べ、手応えが全くないのが印象的でした。後輪駆動やねぇ


 各々の速度域を試しましたが、60ぐらいで淡々と走ると、非常に気分の良いエンジ
ンです。昨今の車の気色悪い滑らかさでもない、古い車の手荒な感じでもない、質の良
い機械らしい音や振動が楽しめます。
 燃費は、計算上、我がサニーターボより、やや安い程度でしょうか。

 ちょっと、面白いもんに、乗せてもらいました。
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